アルテイシアさんが教える「男女平等なパートナーを見つける方法」前編
目次
Curet編集部です。今回、あたたかく優しい言葉で女性を力づけてくださることで人気の作家、アルテイシアさんに「男女平等なパートナーを見つける方法」を教えていただきました。
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「男女平等なパートナーを見つけるには、どうしたらいいでしょう?」
昨今、婚活女子からよく聞かれる質問だ。
拙者も性差別を許せないフレンドなので、パートナーに性差別的な発言をされたら、アルテイシアからアルマゲドンになってしまう。
幸い夫は女らしさや妻の役割を一切押しつけてこないので、我が家の平和は保たれている。
婚活女子には「男尊女卑な男は絶対やめとけ」と、法螺貝を拡声器にして伝えたい。
その手の男は、モラハラ率がきわめて高いからだ。
女を対等な人間と思ってない男とは、対等に尊重し合う関係など築けない。
彼らは「妻は夫が支配する所有物」「女は男をケアするべき」と認知が歪んでいるため、妻が思い通りにならないとキレて、権利を奪われたと被害者ぶる。
よって、パートナーの条件に「男女平等」を掲げることは、モラハラ除けにもなるのだ。
マッチングアプリなどで以下のノウハウを実践した婚活女子から、「男女平等なパートナーと結婚できました!」と報告をいただくので、参考にしてほしい。
プロフィールでは自分をフル開示する
婚活成功の鍵は、パートナーに求める条件を明確にし、「何は譲れて、何は譲れないか?」を整理することである。
「男女平等意識があること」が譲れない条件であれば、プロフィールでしっかりアピールしよう。
また、何万人もの登録者の中から「自分にピッタリのオンリーワン」とマッチングするには、プロフィールで自分をフル開示する必要がある。
婚活では男女共に似たり寄ったりのプロフィールが多いため、あたりさわりのない内容だと埋もれてしまうし、男性側も「この人はどんな人か?」がわからない。
なので「雑魚モテを捨てて一本釣り」を標語にして、クセの強い、個性まるだしの自己紹介文を作ろう。
また「笑顔の絶えない家庭が理想」とかゆるふわな内容ではなく、「共稼ぎで家事育児を公平に分担したい」「対等に話し合って、尊重し合える関係が理想」など具体的な希望を書こう。
プロフィールにはNG項目も明記する
プロフィールには「男尊女卑な人は苦手です」「LGBTQ+やマイノリティに差別的な人は苦手です」など、NG項目を明記しよう。
それを見て「面倒くさそう」「意識高い系?ww」と思う男性は寄ってこないし、逆に「自分もそういうのは苦手だから価値観が合いそう」と食いつく男性を選別できる。
クセの強いフル開示のプロフィールを上げた場合、イイネの数は減るだろう。
むしろ、イイネを減らすことが狙いなのだ。
一般受けプロフィールに比べてイイネの数は1~2割に減るだろうが、それは自分にマッチしそうな人からのイイネになる。
これすなわち、効率的な婚活が可能になる。
メッセージではいろんな話を振って本音を探る
その後はメッセージをやりとりして、「こちらのプロフィールをちゃんと読んで、真摯に対話する姿勢があるか?」を見極めよう。
そして、いざ対面で話す際には、いろんな話を振ってみよう。
男性育休、保育園不足、不妊治療、選択的夫婦別姓、LGBTQ+…等など、いろんなテーマを振ってみれば、相手の価値観をチェックできる。
面接みたいに質問すると警戒されるので、「こんなニュースがありましたよね」「友人の夫が育休をとったんだけど」と世間話のノリで話して、相手の本音を探るのがおすすめだ。
その際に重視するべきは、現時点での知識や理解度よりも、こちらの話を真摯に聞く姿勢があるか?である。
こちらの話をさえぎったり、やたら否定や反論をしてくる男性はやめておこう。
そんな相手とはまともな話し合いなどできない。
「自分は詳しくないし、正直あまり深く考えたことないけど、あなたの意見を聞かせてほしい」と素直に、謙虚に言える男性であれば、キンタマに育つ可能性大である。
唐突なキンタマに戸惑った方も多いだろう。
後編では男女平等なキンタマをゲットするために、一番大切な話をする。
→アルテイシアさんが教える「男女平等なパートナーを見つける方法」後編を読む