インスタで加工しすぎな一般人とは?加工技術や加工の闇に迫る

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写真の投稿を中心としたSNS「インスタグラム(Instagram)」では、人気を集めればインスタグラマーとして大金を稼げるチャンスもあり、世界中で多くの女性が利用しています。
しかし、インスタ映えを気にするあまり、写真を加工しすぎる一般人も急増中です!

今回は、誰もが陥る可能性のある「インスタで加工しすぎる一般人」の生態を調査。
インスタではどんな加工をしすぎてしまうのかの特徴や、なぜ加工をしすぎてしまうのかの理由に迫ります。

インスタで加工しすぎな一般人の特徴とは

インスタは不特定多数の目にさらされる場所だからこそ、見た目の良し悪しが必要以上に気になるもの。
最初はごくわずかな加工だとしても、次第に加工しすぎかどうかの加減が分からなくなってしまいます。

目に見えておかしいと感じる加工バレバレな写真をアップしないためにも、まずはインスタに存在する加工しすぎな一般人の特徴をチェック。
自分のインスタアカウントを開いてみて、以下のような特徴に多く当てはまれば「加工しすぎ予備軍」かもしれませんよ。

加工しすぎて顔の比率がおかしい

ピカソが描いた絵のように、人間の顔は左右対称でなく多少の歪みがあります。
しかし、芸能界で活躍するような美男美女は一般的に「黄金比率」と呼ばれる顔の人が多く、顔の長さやパーツの配置などがバランス良く整っているのだそうです。

実物より綺麗になりたくて加工をする時は、この黄金比率に沿って加工を行うのがベスト。
しかし、インスタにいる加工しすぎな一般人は瞳が少女漫画のような大きさだったり、シャープすぎるアゴだったりとバランスが悪めです。

人間として明らかにおかしな比率をしていれば、誰が見ても加工はバレバレ。
綺麗になりたい気持ちは分かりますが、全体のバランスを見て加工をするように心がけることが加工しすぎにならないコツです。

スタイルが異常

雑誌や広告で活躍するモデルを見ていると、8頭身や9頭身など驚きのスタイルを目にすることも多いはず。
しかし、街を歩いていてそのような驚異的なスタイルの人を見かけることはありません。

文部科学省が調査した学校保健統計調査によると、17歳女性の平均身長は約158cm。
さらに頭頂部からアゴまでの長さの女性平均は約22cmと言われています。
単純計算をすれば、158cmの女性は平均7頭身です。

しかし、インスタには8頭身や9頭身の一般人がたくさん。
加工に頼らず足を前に出したりつま先立ちをしたりと涙ぐましい撮影テクニックを使う人もいますが、おかしな程足を引き伸ばした加工しすぎな人も見かけます。

写真は自撮りばかり

加工しすぎなインスタ写真を投稿している一般人のアカウントは、自撮りやソロ写真が主で他人と映った写真が少なめです。
自撮りなら自分で好きなように加工ができますし、他人が映ると加工がバレるなどの理由もあって、わざと1人で撮影を行うのでしょう。

また加工しすぎな女性は、他人と映った写真で自分だけ加工をして他の人は加工せずに放置する「加工格差」が生まれるので、周囲の人は映りたがるのを拒否してしまうのかもしれません。

インスタで加工しすぎな一般人を見破る方法

インスタで加工しすぎと感じる一般人を見つけたら、以下のような方法で加工かどうかを試してみてください。
写真加工の闇や裏側が見えてくるかもしれません。

友人のインスタを辿る

インスタで加工しすぎな一般人を見破るには、タグに書かれた名前やコメントしているアカウントを探ってみてください。
日頃から仲良くしている友人であれば、加工疑惑のある人と一緒に写った写真が出てくるはずです。

「素顔を絶対に見破られたくない!」という忍者のような人は論外ですが、加工しすぎている自覚のない人であれば友人の写真まで細かくチェックすることはないでしょう。

写真の歪みをチェックする

インスタの写真で加工しすぎかどうか見極めるポイントは「歪み」にあります。
足だけを長くしたりくびれを作ったり、一部分のみを大げさに加工すれば当然画像に歪みが生じます。

壁のタイルのマス目が歪んでいる、バッグの持ち手がめちゃくちゃ長くなっているなど、よく見ると「あれ!?」と感じる写真がに気づくはずですよ。
加工しすぎな一般人のインスタ写真は周囲にいる人や持っているものが犠牲になって歪んでいるので、ある意味面白画像になっています。

実際に会ってみる

明らかに加工しすぎだと分かる一般人が友人や知人にいた場合、直接自分の目で確認してみるのが一番です。
写真は加工できても、実際の見た目を加工する方法は整形しかありません。

加工をしなくても十分可愛い人もいるのですが、中には「別人じゃん!!」と叫びたくなるくらいの詐欺加工をしている人もいます。

一般人なのになぜ?インスタで加工しすぎる理由

そもそも写真の加工技術はここ最近できたものでなく、プロのカメラマンや写真館では古くから使っていた手法です。
近年はタダでも使える写真加工アプリが普及した影響もあり、一般人でも簡単に写真加工技術を使えるようになりました。

プロの加工はバランスやセンスを駆使した自然な仕上がりになっている一方で、素人である一般人は目利きの技術がない結果、加工しすぎな現象が起こってしまうのです。

しかし、中には「そんなに加工しなくても…」と思う容姿の一般人だって多くいます。
それでもなぜ加工が止められないのか、ここでは加工中毒に陥る人の心の闇を暴きます。

承認欲求を満たしたい

インスタやTwitterでは「キラキラアカウント」や「港区女子」と呼ばれる人がいるのをご存じでしょうか?
このような人達は仕事もプライベートも充実している自立した女性が多く、毎日の華やかな暮らしや自分磨きの様子をSNSに投稿しています。

しかし、そんなアカウントの中にも、ネットでバレない画像を拾ってくるなど嘘で塗り固められたものがあります。
アカウントを詐称する人とインスタで加工しすぎな写真を投稿する一般人に共通するのは「承認欲求」です。

普段の生活でその他大勢にカテゴリされる人は「誰かに認めてもらいたい」という憧れが強く、嘘をついてでも承認欲求を満たそうとしてしまいます。
インスタなどで多くの人が自分を認めてくれている事実が嬉しくて、ついつい加工に走ってしまうのでしょう。

コンプレックスを隠したい

生まれつきの顔立ちに「コンプレックス」を感じている人は多くおり、中にはリスクの高い美容整形を決心することもあります。
特に顔立ちの良し悪しは周囲の評価が大きく変わる要因ともなっているため、顔のコンプレックスには過敏になりがちです。

周囲からするとそこまで気にならない部分でも、本人にとっては大きなコンプレックスになってしまうもの。
現実では隠すことが難しいコンプレックスでも、画像加工をすれば簡単にコンプレックスを隠せます。

このようにコンプレックスを隠すことに熱中するあまり、気が付いたらおかしな加工になっていたという人も多いはずです。

理想の自分になりたい

コンプレックスを隠したい人たちにも通じますが、インスタで加工しすぎる一般人が多いのは「理想の自分への憧れ」が強すぎるからだと言えます。

憧れの芸能人やアイドルに近づきたい、ダイエットしてスリムになりたいなど、理想の自分を求めるあまり写真を加工をしすぎてしまうのです。
しかし、現実と加工の自分を比較すればするほど、実際に理想の自分になることはないと理解してしまうことでしょう。

このような矛盾が大きくなりすぎた結果、加工がどんどん過熱していき、バレバレな加工がインスタにあふれてしまうのかもしれません。

人気者になりたい

フォロワー数の多いインスタのアカウントは社会的な影響力があるとみなされ、インスタグラマーという職業まで生まれました。
1枚写真を撮影すれば普段の仕事の何倍も簡単にお金が手に入る夢のような職業ですから、当然人気者になろうと目論む人も大勢います。

多くのフォロワーを獲得したい、同世代のファンから支持されたい。
このような単純な気持ちからインスタの加工に手を出してしまう人もいるのです。

インスタ写真の加工はほどほどに

写真の加工は芸能人のものだけでなく、一般人でも簡単便利にできる時代になりました。
お人形さんのようになりたい、漫画のお姫様のようになりたい…子供の頃に抱いていた夢を叶えてくれる魔法は、泡のようにいつか溶けて消えてしまいます。

その写真の加工は、本当に自分のためになる加工でしょうか?
写真を加工をする時はくれぐれも加工中毒に陥らないように気を付けてくださいね。

めあり

アパレルショップ店長を退き、現在はWEBライターとして女性向け中心の記事を書いています。婚活中のアラサーインドア。

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