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女性がいきなり振られる原因はメンヘラ大爆発

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こんにちは、トイアンナです。
「やっぱり結婚は一度ゆっくり考えたい」
「しばらく距離を置きたい」
と、実質上のNOをつきつけられて落ち込む女性のご相談を、沢山聞いてきました。

そして、彼女たちが分析する「振られた原因」はおおよそ間違っていたのです。

  • やっぱり顔が悪いから振られたんだ。
  • 私の両親が片親だったから。
  • 彼は私の方が稼いでいるのが、耐えられなかったんだ。

などなど、振られた原因探しをするのは当然のことです。

が、よくよく話を聞くと原因がそれじゃない。
彼女が思いつめて「メンヘラ大爆発」しているのが理由だったりします。

デートのお店を予約してくれなかったからメンヘラ大爆発

たとえば、こんな事例がありました。

カスミさん(仮名)は20代の女性。彼氏ができてすぐのことでした。
彼が忙しかったのもあって、デートのお店を予約してくれなかったのです。
ちょうどその日は土日なこともあって、行きたかったお店は満席。

カスミさんと彼は、何件かお店を周ってぐるぐるお散歩することとなりました。
問題はデートのあと、悩みはじめてしまったカスミさんです。

私って、愛されてないんじゃないか。
さすがに相手のことを思っていたら、デートのプランくらい立てようか、って話くらいしてくれると思う。
相談もなく予約もなしって、私のことはどうでもいいってサインなんじゃないか。
もしかして、彼にとって私ってもう冷め始めている相手なのかも」

ぐるぐる、モヤモヤ。
悩み続けたカスミさんは、長文LINEを彼へぶん投げました。

ねえ、私のことどう思ってるの? この前いっしょにご飯食べたときさ、予約も何もなかったじゃん。
それ自体はいいし、忙しいのはわかってるんだけど。
それでも結構ショックだった。
だって事前に言ってくれてもよかったじゃん。そしたら私がお店予約したし。

当日まで相談もなく、お店をたくさん探すことになったのって、私のことどうでもいいのかなって思っちゃったんだよね。

彼はそのときこそ「そんなことないよ。ごめんね」と返してくれましたが……。
カスミさんは、その後もささいなことでメンヘラ大爆発を繰り返します。

今度、友達に紹介してくれる予定がリスケになったじゃん。あれなんでかな。
もしかして私の何かがいけなかったのかな。
だったら頑張って直すからどこが悪かったのか言ってよ。

とか、

待ち合わせ時間に30分遅れるとかって、疲れてるのもあると思うけど。
いくら連絡あるからって、私のこと大事に思ってないってことかな。
それならそれで仕方ないって思うから、率直な意見を言ってよ。

とか。

何度も長文LINEアタックを受けた彼は、結局カスミさんとお別れしました。
そしてカスミさんはこうつぶやきます。
「やっぱり彼って、私のこと最初から好きじゃなかったんだ」

そうじゃないってば!!!!

と、私が真横でツッコミを入れるまでは。

「自分に不都合なことが起きる=嫌われてる」と変換するのをやめろ

何か不都合なことがあるたびに、

私って嫌われてる。
私ってやっぱりだめな女なんだ。
やっぱりあなたも私のこと、冷めてるんでしょ?

と、メンヘラ大爆発する女性からは、男性が離れていきます。
それはもう自然の摂理といいますか、単純にあなたをなだめるコストが高すぎるからです。

不満を伝えるな、ということではありません。
むしろささいな不満も伝えられる方が、関係としては健全です。
ただ、彼の失敗を全部取り上げて「私を愛してないサイン」と変換するのはやめましょう。

彼も疲れている日があったり、眠い日があります。
うっかりミスでお店の予約すら忘れて混雑した日に街中に出てしまうこともあります。
それは誰のせいでもありません。あなたに冷めているのでもありません。

だから、「まあ、そういう日もあるよね。じゃあ、こうしよっか」と、
ポジティブに変換できる人は、プロポーズまでこぎつけています。

好きだからこそメンヘラ大爆発したくなるけどね

でも……好きな彼だからこそ、冷められていないか気になる。

わかる、わかります。
私もメンヘラ大爆発して振られたこと、1度や2度じゃありません。
でも、それって相手のためになっていないんです。

彼にだって彼の事情がある。
これを飛び越えて「わーん!やっぱり私のこと好きじゃないんだー!」と叫べば、それだけ彼の心が離れていきます。
好きな彼だからこそ、そこはぐっとこらえて。

その不満は匿名SNSにでも垂れ流して「寝坊して30分遅刻かあ。じゃ、今日は思い切ってダラダラ家で過ごさない?」と、提案をしてみましょう。
きっと彼はあなたに冷めるどころか、感謝してくれるはずですから。

トイアンナ

ライター。人生相談をこれまでに1,000件以上受けた経験から恋愛について執筆。書籍『恋愛障害 どうして「普通」に愛されないのか?』『モテたいわけではないのだ...

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