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幸せな恋を続けられる女とは?育成上手な彼マスターに俺はなる!(前編)

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こんにちは。ジェラシーくるみです。
普段はTwitterに生息しながら人様の恋愛や人間関係についてグダグダ分析しています。

みんな幸せな恋したいって言うけれど、幸せな恋を見つけるのはそんなに難しくない。
ただ、幸せな恋愛を「続ける」ことは超ムズい。

好きな人と付き合う前、つまり彼のイケメンな部分しか見えていないときは、とてつもなく刺激的で楽しい。
付き合ってしばらくの間、彼がちやほやしてくれる時期も最高に幸せ。

ここがピークに思えるけれど、実は付き合った後も二人の関係やお互い自身を更新し続け、湯気が出るほどアツアツなカップルもいます。

今回紹介するのは、付き合った後もマンネリ化せず、彼への不満を解消して幸せな恋愛を「続けている」女のエピソード。

彼女たちはみんな彼の育成ゲームがとってもお上手。
彼のプライドを傷つけず、さわさわ〜とくすぐりながら自分好みに育て上げるのです。

「そんなの愛じゃない!」と糾弾の声も聞こえてくる気がしますが、私の友人A子とRちゃん、そして最後に飲み仲間のYさんのエピソードを紹介していきます。

File.1 マッチョ化計画〜アメリカ帰りのA子の場合〜

中高とアメリカで過ごし、学生時代からかなり大人びていたA子。
彼女は外資系企業に就職し、まもなく会社の同期と付き合い始めた。

A子の彼は優しく紳士的でユーモアもあり、魅力的な男性だったが、A子がいつも言っていたのは「体が頼りない」。

たしかにA子の彼は細身で、身長も170台前半。
165cmでしっかりした骨格とグラマラスな体型を持つA子の隣に並ぶと少し影が薄くなるのも否めない。

A子が好きなのはガッチリムッチリのラガーマンみたいな人で、歴代彼氏も何かしらスポーツをやっている人だった。
でも、A子の彼は特に運動が好きなわけでもなく、運動といえば週末にApple Watchをつけて皇居ランをするくらい。

そこで彼女が考えたのは、彼のマッチョ化計画だ。

「マッチョ化計画」の全容

毎週土曜の夜に自分の家に泊まってもらい、日曜の朝に「朝活」と称して家の近くのジムに一緒に行く。

初心者にいきなりフリーウエイトは難しいので、マシントレーニングで肩や背中、腕の大きな筋肉から鍛えてもらう。

当初トレーニングを提案したときは彼も渋い顔をしたが、アウトレットに行った際トレーニングウェアを試着し、お揃いのシューズを選ぶにつれて彼もだんだんその気になったそう。

最初の数回は一緒にジムに行き、マシンで走ったり上半身を鍛えたりするだけだった。
しかし、二ヶ月もすると彼はトレーニングにすっかりハマり、自分の家の近くでジム契約をして、プロテインシェーカーを片手にパーソナルトレーナーまでつけるほどに。

その間A子は絶え間なく彼の筋肉の増加を褒め続け、筋肉痛の部位にはマッサージもしてあげたという。

現在は体重も10キロほど増え、見違えるほどガッチリムッチリになった彼。
二人は同棲をはじめ、コロナ禍でも家トレとパーソナルを組み合わせて彼は体型を維持できている(A子も家トレを始めて減量に成功した)。

A子は今の彼の体型が好きすぎて、ことあるごとにペアルックの服を贈っているようだ。
二人でペアのスエットを着た鏡越しの写真は、カップルチャンネルでも始めそうなくらいお似合いだった。

File.2転職メルマガ作戦〜プロデューサーRちゃんの場合〜

大手不動産デベロッパーに勤めるRちゃんが、大学四年から付き合っていた彼氏とついに婚約した。
社会人一年目から「○○くん(彼氏)はイケメンなんだけど私より年収低いんだよね〜」と愚痴じみたノロケをかましていたあのお相手と。

Rちゃんはいつも明るく、我が強いところもあるけれど裏表のない性格で話していて気持ちの良い子だ。
イベントごとを仕切るのが好きで、誕生日・記念日のサプライズやプレゼント、プロポーズのシチュエーションまでも自らプロデュースして、彼に計画シートを渡していた。

彼もそんなRちゃんのお願いに振り回されることを楽しんでおり、二人はバランスの良いカップルに見えた。

だが、婚約の経緯を聞くと、Rちゃんのプロデュース業の領域がなんと彼のキャリアにまで及んでいることを知った。

「転職メルマガ作戦」の全容

結婚や出産、転職などのライフステージの話題になったときにRちゃんが放った「今のままじゃ嫌。プロポーズは○○くんのキャリアアップが終わってからにしてね」という一言が流石に悔しかったのか、彼の転職欲に火がついたらしい。

しかし、転職サイトに登録はしたものの、同業他社しか見ていなかった彼。
そんな彼に対して、Rちゃんはもっと年収の高い他業界の求人情報をメルマガさながら毎週送っていたという。

それも無茶なポジションではなく、彼の経歴があれば手の届きそうなギリギリのラインを。

Rちゃん特製メルマガにより、彼は就活・転職市場でも大人気な某企業のたまたま空いていた部署に入ることができ、彼の年収はほぼ倍増、Rちゃんのそれを遥かに上回る結果に。

はたから見ると「そんな相手の転職にまで口を出すなんて!」と顔をしかめる人もいそうだが、付き合っていればお互い多かれ少なかれ影響を与え合ってしまうもの。
彼女のプロデュース力とわがままさ――いや天真爛漫さがうまく彼にハマったということだろう。

どんなにヘンテコに見えるカップルでも、外部からは見えない不思議な力が二人の間に働いているのだ。

「マッチョ化計画」や「転職メルマガ作戦」のほかにも驚きの育成方法が! 後編で続きを紹介!
>>「幸せな恋を続けられる女とは?育成上手な彼マスターに俺はなる!」後編を読む

Jersey Kurumi

東大卒の夜遊び職人”として恋愛や人間関係を分析しています。  初書籍「恋愛の方程式って東大入試よりムズい」では、10代〜アラサー女子の抱える様々な悩みに対す...

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