敏腕執事がいないなら、結婚式の『イメージボード』を作るべし
あなたには、自分の好みや趣味趣向を自分よりよく理解して、これ!というモノを用意してくれる素晴らしい執事がいますか?
なるほど、いない。
私もです。
さて、敏腕執事がいないあなたの結婚式は、残念ながら全てを自分で決めて、調整して、作り上げる必要があります。
もちろん、プロのウェディングプランナーの力は借りますが、彼・彼女たちは残念ながらあなたの趣味趣向を知りません。
つまり「こうしたい」という願望や要望は全て、相手に伝えないといけません。
そしてイメージの擦り合わせを言葉だけに頼るのは、とても大変です!
そのため自分の好みを伝える、イメージボードを作りましょう。
イメージボードってなにそれ、おいしいの?
イメージボードとは、自分のイメージを固めそれを共有する為の、一枚紙です。
映像作品の作成など、クリエイティブな領域において頻繁に利用される手法です。
要は「こんな感じ!」を実際の資料としてまとめたモノです。
「こんなイメージ」
「こんなものが好き」
「こんな風にしたい」
自分の感性や、理想の方向性を相手に伝えるためのアイテムです。
何でつくればいいの?
パワーポイントでも、アプリでも、雑誌などを切り貼りしたスクラップボードでも、なんでもよいです。
私は隙間時間で主に『Pinterest』を活用。
過去には、画像のスクリーンショットを保存しておいて、ipadで見せたこともありますが、Pinterestは、検索とクリップ、そして整理がひとつのアプリで完結します。
Pinterestは自分のお気に入りの写真を集めて、共有することができるサービスです。
一覧表示ができ、手軽に自分のボードを作ることができます。
海外の画像も大量にあるため、自分のイメージ以上の「これがいい」が見つかる可能性もあります。
自分で画像のカテゴリ設定ができるため、「ドレス」「ブーケ」「テーブル」などの任意のカテゴリーで保存できます。
整理していると、人に見せるときも大変スムーズです。
結婚式の打ち合わせでは各担当者と個別に会話するタイミングもあるため、効率化を目指すのであれば「すぐ見せられる」状況にしておくのをオススメします。
「こんな感じ」を共有することは非常に大事
収集した画像を元に、「お花はこんなイメージのものが好き」「ドレスはこんな感じで探している」と見せて話せば、担当者からも提案もしやすいですし、何より齟齬が生まれにくい!
画像収集は単純に楽しいですし、自分のイメージアップにも繋がるので、満足のいく結婚式にするためにも是非、イメージボードを活用してください。
著者情報
結婚式って、準備が99%、事前に打ち合わせたことをベースにして当日は走り切るだけ。たくさんのスタッフが関わるからこそ、「あれ、こんなイメージじゃなかったのに」とガッカリするリスクもありますよね。
ぱぴこさんが書いてくださった「イメージボード」を準備すれば、言葉で説明するよりも「こういうことね!」とプランナーさんやフローリスト、フォトグラファー、MCに話が通じるからとっても効率的!
最高にときめく結婚式のイメージを探して、自宅でぺたぺた画像集めしましょ!