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「結婚式はメンドウ」派が「やってよかった」派に寝返った3つの理由

結婚式衣装にスニーカーを履くカップル
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昨年、挙式を上げました。

入籍から2年ほど経っての挙式だったので、本人たちは「やらなくてもいいかな」というテンションでした。
私自身「お嫁さんになりたい」願望はないタイプだったため、特に結婚に対しての「憧れ」もなかったです。

挙式以前は「300万以上の支出が確定しているなら、そのお金で豪勢な旅行にでも行ったほうがよくない?」などと、思っていました。

しかし前言撤回の「やってよかった」になり、「すいません」という気持ちです。
「結果よければ全てよし」感は否めませんが、何が私の気持ちをガラリと変えたのか。

その理由は大きく3つです。

プロジェクトを完遂するのは気持ちいい

PC作業する女性

ひとつは「やりきった感」がスゴイというのが理由です。

10ヶ月ほど前から式場予約、お食事、ドレスや引き出物の準備、本人のダイエット(これは不要な人もいますが)など、怒涛の予定をこなし、結婚式当日を無事に終わらせる一大プロジェクト

しかも自腹

そんな機会は、起業でもしなければまずありません。

激務も終われば「大変だったけれどいい仕事をした」と謎の快楽物質がでるような感覚を味わえるのと同じで、結婚式も終わった後は「大変だったけれど楽しかった。次やる機会があるならこうしたい」などと、無駄な願望まで生まれました。

人に祝福して貰えるのは嬉しい

結婚式の様子

ふたつめ、多くの方に祝福されるのはとても嬉しい!という理由です。

私の場合は全体で60名未満の小規模な式で、「プライベートでも一緒に飲む人を招待する」と決めていました。
自分中心の飲み会という気軽さも得られてプラスでした。

友人たちも結婚、出産、仕事と忙しく動き回っていますし、職場が違う友人も交えて『一堂に会する』なんて機会はありません。
親しい人たちに集ってもらい、一緒に時間を過ごせるというのは非常に幸福で、楽しい時間でした。

親が予想の500倍以上は喜んだ

最後はこれです。

ちょっと親が引くくらい喜びました。
そのため「そんなに喜んで貰えるなら、やってよかったわ」という気持ちが底上げされました。

父はそこまでですが、何より母が喜び、最近実家に帰るたびに自分たちの挙式の動画を見せられるというテロ行為を受けています。

動画が届いた後は何度も見て涙ぐんだらしく、ここまで熱烈に喜ばれると「面倒」だと切り捨てなくてよかったと思います。

「やってみると案外楽しい」は、ある

テンション低くやることを決めた結婚式ですが、1年経った今も楽しかった記憶として残っています

本を読むウェディング女性
「お金がもったいないし~」と言っていた自分からは想像できないほど楽しんでしまいました。

もちろん「準備の大変さ」は地獄のようでした。
我々庶民には、自分の仕事を肩代わりしてくれる執事がいないので、全てを自分でやるしかない・・・・・・。

「ちょっとやってみるか」には体力は必要ですが、挙式をしないでも写真を取るとかお食事会とか、何かしらのイベントをやるのはイイ思い出になると思います。
テンション低く構えていても楽しくなってしまった実体験でした。

著者情報

いつも鋭い観点で地に足の着いた、でもハッピーな結婚式について書いてくださったぱぴこさん。

ぱぴこさんはお仕事をバリバリされていることもあり、結婚式を「プロジェクト」として遂行されたそうです。そこまでバリっとしてない……という方も、意外とビジネス書が結婚式をハッピーにする助けになったりして?

ぱぴこ

外資系ときどき激務OL。オシャレとズボラの狭間に生息し、ストレスを課金で潰すことに余念がない 。趣味はNetflix、お酒、豚を塩漬けにすること。目標はゆと...

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