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結婚したいのに恋愛に乗り気になれない…ラブホの上野さん流「本気スイッチの入れ方」

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厳しくも優しいアドバイスすることで有名なラブホの上野さん。

今回は「結婚したいのに、恋愛に乗り気になれない」と悩む20代の女性に向けて、上野さんがアドバイスを送ります。

上野さん、恋愛スイッチの入れ方を教えてください

上野さん、初めまして。私は24歳の会社員です。

今年から在宅勤務が増えたうえに、マッチングアプリで出会うような空気でもなく、今まで以上に出会いがなくなってしまいました。

マッチングアプリをスマホに入れてみても、何となく男性の一覧を見て、そのままアプリを閉じて……という感じで、いまいち活動に乗り気になれません。

でも、やっぱり結婚はしたいし……。
「結婚したいなら動かないと!」と焦る気持ちもあり、なかなか動かない自分へのモヤモヤが募る一方です。

こういうとき、どうやって恋愛スイッチを入れたらいいのでしょうか。

エンジンがかけられるよう、上野さんの力を分けてください。

恋愛と結婚は別


ご質問誠に有難う御座います。

まず、第一に申し上げたいのは「恋愛と結婚は別」ということです。

織田信長、武田信玄、伊達政宗。
日本を代表する戦国武将の多くは衆道をしていたと言われております。

衆道というのは、要するに男色のこと。いまではBL(ボーイズラブ)などとも呼ばれていますね。
例えば、武田信玄であれば高坂昌信、伊達政宗であれば片倉小十郎など有名人同士の衆道も珍しくありません。

特に武田信玄は、高坂昌信に対して「他の男と寝てないから」という言い訳をする手紙まで書いているなど、その溺愛ぶりが伺われます。

余談ですが、こういった手紙には「即火中(読んだら燃やせ)」と書かれているものも多いです。
武将たちにとって恥ずかしいものが多かったのだと思われます。

すぐに燃やせと言った手紙がこうして現代まで残り、衆人の元に晒されるのは武将達にとって地獄でしょうが。

さて、このように日本の武将の多くは衆道を嗜んでおりましたが、これは何も彼らがゲイだったというわけでは御座いません。

織田信長は斎藤道三の娘である濃姫、武田信玄は扇谷上杉家の娘、伊達政宗は田村清顕の娘の愛姫を正妻として迎えております。
他にも側室を何人も囲っていることからも、彼らがゲイではなかった可能性は高いでしょう。

それでは、彼らは一体なぜ衆道をしていたのか。

歴史的文化的な背景も勿論あったとは思いますが、恐らくその最大の理由は「恋愛がしたかったから」ではないかと私は思います。

先ほど3人の武将の正妻を親の名前付きで紹介させて頂きましたが、戦国武将の正妻の多くは政略結婚で自由に恋愛するような間柄ではありません。

そのため戦国武将は恋愛に飢えていたのですが、女性相手に浮気をすると世継ぎ的な問題で大変なので、男性を相手に恋愛を楽しんでいたのでしょう。

押すべきなのは「結婚スイッチ」では?


戦国武将にとって、恋愛と結婚は全く別のもので御座いました。

恋愛結婚をした戦国武将なんて農民出身の秀吉くらいしかおりません。
秀吉以外の武将達は結婚を政治の道具と割り切って、恋愛は衆道で楽しんでいたのです。

もちろん現代と戦国時代では文化も時代も異なりますが、このように「恋愛と結婚は別」という考えが全く廃れたわけではないでしょう。

そもそも恋愛結婚が多数派になったのはせいぜい1960年代のことであり、それまでは恋愛などすっ飛ばして結婚する「お見合い結婚」が主流だったのです。

恋愛と結婚はその性質が似ているため混同されがちで御座いますが、その2つは似ているだけで決して同一なものでは御座いません。

結婚相手として相応しいけど、恋愛相手としては物足りない男性もいれば、その逆に恋愛相手として相応しいけど、結婚相手としては相応しくないない男性も存在するのです。

それでは、今のご質問者様が求めているのは恋愛と結婚のどちらでしょうか?

ご質問文を読む限り、ご質問者様が求めているのは恋愛ではなく結婚。
それならば、恋愛スイッチを押す必要など御座いません。

ご質問者様が押すべきなのは恋愛スイッチではなく、結婚スイッチなので御座います。

そのためにすべき行動は、少なくともマッチングアプリを起動させることではないでしょう。
どのマッチングアプリをご利用されているのかは知りませんが、多くのマッチングアプリは結婚ではなく恋愛のために行う行動で御座います。

マッチングアプリの問題点


結婚をするためにマッチングアプリは必ずしも良い選択とは言えません。
また、恋愛をする上でも、女性がマッチングアプリを使う場合には大きな問題が1つあると言えます。

それは無料という点です。

マッチング系のサービスは、基本的にほぼ全て男性ユーザーの課金によって成立しております。
そのため、良くも悪くも、女性であるご質問者様は無料でアプリを利用されていることでしょう。

無料で利用できるのは確かに女性にとって好都合なのは間違いありません。
しかし「スイッチを入れる」という意味では、無料ほど質の悪いものはないのです。

もしも、月額10万円のマッチングアプリが存在し、何かの間違いでご質問者様がそれに課金をしてしまったら、ご質問者様は元を取ろうと思って間違いなく本気になることと思います。

それで彼氏が出来るかどうかは分かりませんが、少なくとも今のように軽く眺めては閉じるなんてことは出来ないはずです。

人間はリスクが明確にならないと本気になんてなれません。
ギャンブラー達は誰よりも真剣にゲームに向き合いますが、それは彼らが金を賭けているからなのです。

何も賭けずにノーリスクで戦っていたら、一体誰が本気になるというのでしょうか。

リスクが「本気スイッチ」をONにする


ご質問者様はまだ24歳。
その年齢であれば結婚しないリスクも、結婚したくても出来ないリスクもまだ実感出来ないことでしょう。

ですが、何かしらのリスクを背負わなければ、本気になれるはずもありません。

例えば、東カレデートのような「女性からも平然と料金をとるタイプのマッチングアプリ」を利用してみるのも1つの手です。

人間は本気になったからお金を使うのではなく、お金を使ったから本気になるのです。

言葉は悪くなりますが、ペアーズやwithのようなマッチングアプリは女性ユーザーが物凄く優遇されているので、ご質問者様が利用されると「まだ余裕じゃん」としか感じないことでしょう。

精神衛生的にはそれも良いとは思いますが、本気スイッチを入れたいのであれば東カレのように女性も有料(=女性をそこまで優遇していない)のマッチングアプリを利用してみて、リスクを背負い、焦燥感を煽られてみるのも良いかと思います。

ラブホの上野

都内某所のラブホスタッフ。 ラブホの上野さん原作・各種コラムの執筆をさせていただいております。

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