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婚活・恋活中に体験した一番ヤバい初デート【みんなの恋愛あるある#1】

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恋活や婚活をしていて「出会いたいモード」になっていると、普段だったら絶対に出会えないような相手にも出会えるものです。
だからこそ、恋活や婚活をしているときに、後にも先にも体験したことのないような「ヤバい初デート」に遭遇してしまうのも恋活・婚活によくある話。

恋愛あるあるエピソードを紹介していく「みんなの恋愛あるある」特集。記念すべき第一回目となる今回は、みんなが恋活・婚活中に体験した一番ヤバい初デートエピソードをご紹介します。

【優秀賞エピソード】

震えながら飲んだコーヒーの味は…。(あんぱんださん/30代)

寒い土手で薄いコーヒーを飲むイラスト

待ち合わせ時点で「野宿するんですか?」レベルの大荷物を持っていた彼。

その時点で嫌な予感を覚えつつ、「少し歩くけどいい?」と言われて連れられた先は小さな神社。
境内の湧き水を持参の水筒(大荷物から出てきた)に汲み、また少し歩いて着いた先は整備されていない土手…。

アウトドア用のコーヒーセット(大荷物から出てきた)と先ほどの湧き水でコーヒーを淹れて飲む、というのが初デートだった。
風が強くて荷物が飛ぶのを抑え、寒さに震えながら飲んだコーヒーはほぼ味のない色付きのお湯でびっくりした。

ただ一番驚いたのはあまりに面白くてその後何度かデートした自分かも。

土手で湧き水コーヒーって、カフェで美味しいコーヒーを飲むことに飽き飽きしてしまったカップルがチャレンジするハイレベルデートでは?

美味しいコーヒーに飽き飽きしているときなら、「やだぁ〜このコーヒー薄いよぉ〜」「マジ!?ヤバイ!失敗しちゃった〜」「ウフフ」「アハハ」と楽しめそうですが…。
初デートと考えると、「初デートだし、ちょっとおしゃれして行っちゃお!」と気合いを入れて準備した気持ちが打ち砕かれそうです。

湧き水の場所を熟知してるってことは、彼はひとりでもよく土手で湧き水コーヒーを楽しんでいるのでしょうか。彼のバックグラウンドも気になってきました。
というか、その後何度かデートしてるんかい。
でも、このハイレベル感がクセになっちゃうその気持ち、わからなくもないかも…。

デート中に感じた視線の正体(アゲハさん/20代)

居酒屋で店員に注目されているイラスト

マッチングアプリで出会った彼。
マッチング後のやり取りで「寿司を食べに行こう!」という話になり、初デートは寿司屋へ。

話もいい感じに盛り上がり、2件目の流れになると、彼が「俺のおすすめの所に行こう!」と。
連れていかれたのは隠れ家風の居酒屋でしたが、店内に入ると、なぜか店員さん達がニヤニヤしながらこちらを見ている。
席に着いてから聞くと、なんとここは彼のバイト先!

店員さん達の野次馬精神丸出しの視線に2時間晒されたのはきつかった…。
付き合ってからならまだしも、初対面でバイト先に連れていかれるとは思いませんでした。

しかも、店員さんがいらぬ気遣いでお酒をめちゃくちゃ濃くしたせいで潰れてしまった彼を公園に置いて、私は終電で帰りました。

自分のバイト先や職場に女性を連れて行っちゃうパターン、結構あるあるですよね。
たぶん悪気はないんだろうし、ご厚意で食事やドリンクをサービスしてもらえることもあってありがたいけど……好奇の目にさらされていると食事の味もドリンクの味も消え失せます。

ちなみに私も経験がありますが、後で「店にいた○○さんが、お前のこと女子プロレスラーみたいって言ってたよ(笑)」と彼に言われました。全然「(笑)」じゃない。
私は彼と○○さんを不幸にする方法を三日三晩本気で考えましたが、大人しく縁を切って終わりました…。彼と○○さん、元気かな…。

アゲハさんに公園に置いていかれた彼は、きっと終電も逃してしまっただろうし、その後どのように過ごしたのでしょう。
想像するとちょっと哀れにも思えてきますが、男性も女性も初デートでお酒に潰れるのはダメ絶対!!置いていかれても文句は言えません。

【大賞エピソード】

これは何プレイですか?(みくまゆたんさん/40代)

メイドカフェでしどろもどろする姿を監視されるイラスト

街コンイベントで出会った彼と初デート当日、
「僕には好きなものがあるけど、人によってはドン引きするかもしれない。
けど、今後のことを考えると僕の嗜好は知らせておきたい。
そして、ある意味女性がどれだけドン引きするかをこの目で確認したいという思いがある」
と言われた。

何のことだかさっぱりわからなかったが、初デートに連れて行かされた最初の店が「球体関節人形」の部品を取り扱う店だった。
なるほど、人によってはドン引きする趣味なのかもしれない。

店内に入るなり、球体関節人形の目玉や頭部のパーツを掴み、終始ニヤニヤしながらひとつひとつ説明する彼。
趣味はともかくとして、怪しくニヤつきながらパーツを説明する彼の姿にドン引き……。

その後、彼の「疲れただろうから、喫茶店で休憩しよう」の一言にホッとしたのも束の間で、連れて行かれた店はメイド喫茶。
メイドから「おかえりなさいませ、ご主人様〜」と言われるなり、ニヤニヤする彼。どうやら常連らしい。

しかも、ここからさらに意味のわからない行動に。
「君がどんな顔でメイドと接しているか見てみたい」と言われ、彼はなぜか一人で二階席へ。

店内は吹き抜けのため、二階から一階の私の様子が見えるのだ。メイドに対し、しどろもどろな私を二階からニヤニヤ眺める彼。
彼の行動の意味がさっぱり理解できず、メイド喫茶の後逃げるように帰ってきました。

もちろん、彼のLINEは即ブロックです。

球体関節人形と、まるで本物の人間のようにリアルな見た目をしているお人形さんで、いわゆる「ドール」とも呼ばれるもの。
人形とは思えない美しさに魅了される方も多いようです。
そこまでは個々の趣味なのでさておき、メイドカフェでしどろもどろする姿を遠くから監視されるの、どういう羞恥プレイ?

しどろもどろする姿を見たかったのか、それとも、付き合ったら一緒にメイドカフェを楽しんでくれるような女性を探していたのか…。彼の真意は闇のなかです。
ひとつ言いたいのは、今後のことを考えて変わった趣味嗜好を暴露するなら、街コンの時点で暴露しておいてくれ。
そしてそれに食いついた女性とだけデートしてくれ。頼む。

初デートで予期せぬ羞恥プレイを味わったみくまゆたんさんのエピソードを今回の「恋愛あるあるヤバすぎ大賞」に認定します。
大賞エピソードを応募してくれたみくまゆたんさんには、curet編集部より「ロクシタン エルバブランシュ ファーストキット」をプレゼント。
いい香りに身を包み、ヤバい初デートに衝撃を受けた心を癒してください…!

【佳作エピソード】

行き過ぎたロマンチックデート(ゆーりさん/20代)

友達主催のBBQで出会った彼と初デートをすることに。

夜、ファミレスでご飯をしたあと、ドライブデートしようと連れていかれました。連れていかれた先は白鳥が来るという湖。
だけど季節は夏で白鳥が居るはずもなく、辺りは街灯もなく真っ暗。

足元は大きめの石が転がっていて、ヒールを穿いていた私は足を取られて捻挫。
帰ろうといってもスニーカーの彼はどんどん進んでいってしまい、誰もいないし暗いし襲われるんじゃないかとビクビク。

泣きながら「帰りたい」と訴えて湖からは脱出しましたが、まだ満足しなかった彼がドライブを続行。
夜中まで連れ回されて、それきり会うことはありませんでした。

白鳥が来る湖、彼からしたらロマンチックだろうと連れていったのかもしれませんが…白鳥がいない夜の湖って普通にホラー。リアル真夏の怖い話。

ヒールなのに足場が悪いところを歩かされるのは割と「デートあるある話」ですよね。
捻挫で済んだから不幸中の幸いだったものの(捻挫も辛いですけど)、下手したら大怪我をしていたかもしれません。

相手が運転していると行き先もコントロールできないし、車中で何をされるかもわからないので、恋活・婚活の初デートでドライブは危険度が高いです。
今まさに恋活・婚活中のみなさんは気をつけてくださいね…!

初デートで置き去り事件(内緒ちゃんさん/20代)

HUBで声をかけられて出会った彼。

初デート当日、待ち合わせに30分くらい遅刻してきて「今日は雨が降る予報だったから車借りてきた!」と言われた。
どこに行くのかとドキドキしていたら、千葉の巨大なゲームセンターに連れて行かれた(待ち合わせは都内)。

騒がしいゲームセンターは初デートに向いてないし、もうちょっと大人らしいデートを期待していたので「なぜここを初デートに選んだの?」と不思議で仕方なかった。

しかも、帰りは彼が運転疲れちゃうからという理由で北関東で降ろされた。
東京に帰ってくるのに2時間弱。

そして、レンタカー、ガソリン代ゲームセンターまで彼はお金を一銭も出さず。私と、なぜか私と彼の共通の知人が払っていた。
今までの人生で一番「ヤバい人」だと感じて、それから連絡を取っていません。

最初から最後まで終始「なぜ?」が絶えない強烈ヤバいエピソードですね…。

ツッコミどころが多すぎて混乱していますが「運転疲れちゃう」と謎の理由で北関東で降ろされたの、ヤバい以外の言葉が出てきません。
内緒ちゃんさんを降ろして、彼は東京まで車を運転して帰ったのではないのでしょうか。謎です。

ヤバいデートとなってしまったのは災難ですが、とにもかくにも、内緒ちゃんさんが生きて東京に帰ってきてくれてよかった。本当によかった。

住まいから遠く離れた山奥で車の外に放り出されるなんてことになったら死活問題ですからね。
先ほどの白鳥がくる湖エピソードと同様、ドライブ初デートには気をつけようといった教訓にもなるエピソードでした…。

飲み会は河川敷で開催されました(鏡理沙さん/30代)

ヘアサロンで髪を切りながら「いま婚活してて」といったら、スタイリストさんに飲み会へ誘われて、髪を切ってそのままデートへ行きました。

綱島の鶴見川河川敷で真冬に缶ビールでデートに。寒すぎて死ぬかと思いました。

そのままネットカフェに(セックスで)誘われましたがさすがにドン引きしすぎて帰りました。
それからそのヘアサロンには行っていません。

あとからfacebookで調べたら既婚子持ちでした。
そういうクズがいるんだな、と勉強になった20代前半でした。

土手で湧き水コーヒーを楽しんだエピソードもありましたが、なんですかね、最近は寒いなかでの川辺デートが流行っているんでしょうか。
古より「バンドマン、バーテンダー、美容師は付き合ってはいけない3B」なんて迷信がありますが、これはまさに付き合ってはいけないタイプのB(美容師)…。

河川敷ビールデートからラブホテルへ誘われてもドン引きですが、ネカフェ。ネカフェ!?
彼(既婚者子持ち)は、どんな思いで鏡理沙さんを河川敷&ネカフェに誘ったのか。
ヘアサロンにいたスタッフさんたちは、鏡理沙さんをデートに誘う彼(既婚者子持ち)を見てどんな思いだったのか。
考えれば考えるほど闇が深い初デートです。

まとめ

恋活・婚活をしていると「こんな素敵な人に出会えるなんて!」といい意味でヤバい初デートをすることもあれば、今回ご紹介したエピソードのように身も震えがるような、悪い意味でヤバい初デートをすることもあります。

悪い意味でヤバい初デートをすると「こんなヤバい初デートをする人に出会っちゃうなんて…私に魅力がないから…!?」と悩んでしまう人もいるはず。
でも、大丈夫です。悪い意味でヤバい初デートを経験するのも、恋愛あるあるです。
自分を責めるのはやめて、いい意味でヤバい初デートをしてくれる素敵な方を探しましょう!

たくさんのご応募をいただき、本記事ではご紹介できていないエピソードもありますが、エピソードを応募してくださったみなさん、本当にありがとうございました!

(イラスト:新里 碧/文:ぐりこ)

ぐりこ

ライター・編集者・占い師のアラサー女。いわゆるブラック企業で社畜として働きまくり、フリーに転身。趣味は料理とキャンプとホットヨガ、三度の飯と同じくらいイケメ...

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