年上彼氏は敬語がいいの？タメ口がいいの？男性のリアルな目線で解説

年上の彼氏が出来たら、このまま敬語で話すべきか迷ってしまいませんか？タメ口で話すにしても、切り替えの境界線が見極めずらかったりして、難しく感じてしまうもの。今回は年下の彼女と付き合った経験がある筆者がリアルな目線で敬語問題の解決法を伝授します。
 

男性の本音として敬語不要？

まず、年上の彼氏に対して敬語を使った方がいいのか？という問いへの答えからお伝えします。
 
筆者および筆者の周りで年下の彼女または妻がいる友人の意見を集約した結果、彼女からの敬語は「不要」です。
 
むしろ彼女から敬語を使ってほしいという声を聞いたことがありません。理由としては以下のような事が挙げられます。

何となく話しずらい

職場恋愛のカップルにありがちですが、プライベートの空間で彼女と話をしているときに敬語を使われると、オンタイムに引き戻される気がして息が詰まると感じてしまうようです。
 
話をしているときに「そうですね」などと敬語でリアクションされると、彼女は気を使って本音で話せていないのではないかと心配してしまうという声も。
 
彼女と二人の時間は100％プライベートな時間なので上下関係など考えず、リラックスした会話をしたいと多くの男性は考えています。

距離感を感じてしまう

「せっかく彼氏彼女の関係になったのに、敬語を使われると距離感を感じてしまう」という意見もよく耳にします。敬語を使われてしまうと彼氏としても変に気を使ってしまったり、深入りしずらいと感じてしまうようです。
 

このように、プライベートの多くを共に過ごす彼女には敬語を使わず、フランクに接して欲しいと多くの男性は感じています。
 
二人の関係をより深めていくためには、敬語を意識的にやめることも必要だと言えます。もし、それでも敬語を辞めることに不安があるようでしたら、彼氏に直接聞いてみるのも手です。
 
ほぼ確実に敬語は使わなくて大丈夫という返答が返ってくると思いますが、敬語をやめるいいきっかけになるかも知れません。

年上彼氏への敬語をやめる場合は段階的に

男性が年下彼女から敬語を使われるのに違和感を感じていることを紹介しましたが、いざ「敬語を辞めよう！」と思ってもいきなりタメ口を話し始めるのは抵抗がありますよね。
 
男性としてもいきなり言葉遣いが変わると驚いてしまうかもしれません。そこでオススメしたいのが段階的なタメ口切替です。
 
彼氏との会話に含まれるタメ口の比率を段階的に高めていくことでお互いに違和感を感じることなく切替が行うことが出来ます。
 
具体的なステップをいくつか紹介していきましょう。

呼び方を変える

一番最初のステップは呼び方を変えることです。
もし彼氏を「さん」付けで呼んでいるなら今すぐ呼び方を変えることをオススメします。
 
呼び方と言葉遣いはとても強く関係しています。「さん」付けで呼んでいる人にタメ口って使いずらいと感じてしまうものです。
 
呼び方をフランクにすることで、彼氏に対してタメ口で話すのが自然に感じるようになりますので、これまで無意識に使ってきた敬語を減らすことが出来るのです。
 
呼び方は彼氏に聞いてみてもいいのですが、特に希望なければ苗字ベースではなく、下の名前をベースにした呼び方の方が親密度は高めやすいのでオススメです。

あいづちやリアクション時にタメ口を使ってみる

普段の会話でいきなり言葉遣いを変えるのは少しハードルが高いと感じてしまう場合は、まずはタメ口を使いやすいところから少しずつ始めてみることをオススメします。タメ口を使いやすい場面としてはあいづちやリアクションを返すタイミングが挙げられます。
 
彼氏の話に対して、「そうなんだ！」とか「ホント!?」送ったり、「●●したいなあ」、「いいなあ」と言った感じで感情を独り言風に送って見ると送りやすいと思います。
 
彼氏としてもタメ口でリアクションを返された方が建前では無く、自分の言ったことに対して素直に返してくれたと感じて嬉しくなるものです。

LINEの言葉遣いを徐々にタメ口に切り替える

あいづちやリアクションで多少タメ口で話せるようになったら、LINEの言葉遣いを少しずつ変えていきましょう。文字としてタメ口が入ることで対面で会話するときにもタメ口が使いやすくなります。
 
あいづちやリアクションはもちろんですが、ところどころ語尾で「●●なんだー」「なの」といった形で変えてみると違和感なく切替出来ると思います。

年上彼氏への敬語使いをやめるときの注意点

彼女には基本的に敬語は使わないで欲しいというのが本音ながらも、最低限のマナーは守ることが大切です。ここでは敬語をやめるにあたって、彼氏をイヤな気分にさせないための注意点をご紹介します。

汚い言葉は使わないように

タメ口以前の問題かもしれませんが、これまで敬語で話していた女性が彼女になってタメ口になった途端に汚い言葉遣いがあらわになってゲンナリしたという話を割と多く耳にします。
 
フランクに話すと言っても、相手はあくまで年上です。女友達とふざけた時に使うような「じゃねえ」と言ったべらんめえ口調や「くそ●●」と言った汚い言葉遣いはマイナスポイントにしか繋がらないので、最低限品位を保った言葉遣いを意識するようにしましょう。

彼氏の友人には敬語

彼氏に対しては敬語を使っていなくても、彼氏の友人と始めて話すときは基本敬語で話すようにしましょう。彼女が自分の友人にいきなりタメ口で始めてびっくりしたというケースは意外と多いようです。
 
彼氏の友人が言葉遣いを気にしない人であれば特に問題はないかも知れませんが、悪い印象を抱く人も少なからず必ずいますし、彼氏としても「常識のない人」と思われてしまう危険性が高いです。
 
また、彼氏が友人を呼び捨てしていたとしても、あなたが呼ぶときは「さん」を付けるようにしましょう。彼氏の友人には敬意を見せて接したほうが確実に得です。

場を弁えた言葉遣いを意識すること

特に職場恋愛の場合に気を付けたいのがオンオフの切替。彼氏が先輩や上司だった場合、普段タメ口で話していたとしても、職場の人がいる前では絶対にタメ口は使わないようにしましょう。
 
オンオフの切替が出来ない人という印象があなたに付くだけでは無く、彼氏の職場での株を下げてしまうことにも繋がりかねません。職場にいるときとプライベートの時間はしっかり切替て言葉遣いを正すのが大人の恋愛には必須のスキルです。

相手への敬意を忘れずにコミュニケーションを楽しみましょう

いかがでしょうか。長く同じ時間を過ごす相手だからこそ、肩の力を抜いたフランクな言葉でコミュニケーションを取って行きたいというのが多くの男性は思っています。ご紹介したテクニックを使うことで上手に敬語を減らしていきましょう。
 
ただし、敬語を使わなくても相手は年上の男性。最低限の敬意を忘れずに接することを忘れないことを意識しながら、二人の関係を深めていってくださいね。