恋愛と結婚の違いを実体験や名言から検証!相性の良い相手を選ぶには
目次
巷では「恋愛と結婚は違う」というけれど、実際に明確な違いはどこにあるの? 現在幸せな結婚生活を送る男女の意見を参考に、リアルでの恋愛と結婚の違いを調査! 恋愛と結婚で異なる相手選びの条件・男女での結婚への価値観の違い・相手への向き合い方へのアドバイスのほか、先人が残した名言からも恋愛と結婚の違いをひも解きます。
恋愛と結婚にはどんな違いがあるの?
恋愛と結婚の大きな違いは、一体どこにあるのでしょう? 既婚者の意見や実際に行われたアンケートを参考にしながら、代表的な恋愛と結婚の違いとその理由を解説します。
関係性の違い
恋愛と結婚の大きな違いとして挙げられるのが、2人の関係性です。 結婚時に提出する婚姻届は2人を夫婦として公に認めるもので、恋人とは関係性が大きく異なります。
どちらかの一方の籍に入るまたは苗字を変えるなど、結婚は2人が家族になることを意味する行為です。 対して恋愛中はお互い独身で制約もなく、2人の関係性に大きな変化が起こることもありません。
経済面での違い
恋愛と結婚の大きな違いは、経済面にも表れます。 夫婦になってから稼いだお金や家具などの所有物は、法律上ではすべて夫婦の共有財産です。
恋愛中は「自分の収入だから…」とお金の使い方に干渉をすることは少ないものの、結婚をすれば自然に相手の収入やお金の使い方が目ににつくようになるはずでしょう。
今までは自分のために自由に使えた収入も、結婚後は2人の生活を考えて使うようにしていかなければなりません。
責任の違い
恋愛中は恋人を別れを繰り返しても、お互いに大きな責任は生じません。 しかし、結婚後は恋愛と同じように簡単に別れを切り出すことは困難です。
どちらか一方に過失があれば離婚時に慰謝料が請求されたり、子供がいれば養育費や親権の問題が発生したりと、結婚後の別れには大きな責任が伴うことでしょう。 また結婚後は男性が世帯主となり、家族を支えるという責任が生まれます。
恋愛と結婚で大きく違う?相手選びのポイントとは
現在結婚をされている方はこれまでにどんなタイプの異性と恋愛をし、最終的にどんな人を結婚相手に選んだのでしょうか。 恋愛相手と結婚相手にはどのような違いがあるのかを解説し、婚活中の女性に役立つ相手選びのポイントを伝授します!
外見や年齢について
恋愛相手には周囲の目や感情を優先して、イケメンや高身長などの見た目を重視した相手を選ぶ傾向にあります。 しかし、結婚相手の重要なポイントに外見を挙げる人はごく少数です。 実際に「結婚相手は全然タイプじゃない人」と語る友人知人は多く、中には「自分だけイケメンだと思えれば良い」と話している友人もいます。
恋愛相手には感情を揺さぶる刺激的な男性を求める人が多いものの、結婚相手には生活を共にする上で苦にならない相性の良い男性を求める傾向にあるのでしょう。 また外見だけでなく年齢も同じような理由で気にしないという方が多数で、年の差カップルが誕生する理由とも言えます。
価値観や相性について
恋愛相手と結婚相手の違いは、相手との価値観や相性にもあります。 恋愛時はお互いの生活に関わる時間が少ないため、相手と少し価値観がずれていても多少は我慢ができるはずです。 対して2人でいる時間が恋愛時より圧倒的に増える結婚生活では、金銭感覚や他人との付き合い方、物事の考え方など、相手との違いが浮き彫りになっていくことでしょう。
また子供が生まれれば育児方法や仕事と家事の分担など、家族としてどう暮らしていくかを2人で考えていかなければなりません。
価値観や考え方に違いがある人は恋愛において刺激的である一方で、結婚となると様々な面ですれ違いを起こす原因です。 生活を共にする結婚相手を選ぶ際は、できるだけ価値観に大きな違いがない、相性の良いと思える人を選ぶべきでしょう。
人間関係について
恋愛中は恋人と2人だけの世界でも許されますが、結婚をすれば家族の一員として相手方の両親や親戚との関わりが増えてきます。 親族として長年の付き合いを続けていくわけですから、結婚相手の家族との関係性も重視すべきポイントです。 知り合いには「結婚相手と親とのつながりが強すぎる」と感じ、長年交際していた恋人と婚約破棄をした人がいました。
恋愛中は見落としがちな恋人と家族の関係が婚約をしたことで身近になり、そこで自分と相手との違いに気付いてしまったのでしょう。
現在恋愛中のカップルは結婚前から相手の両親や兄妹などに会い、結婚前から相手方の家族と良好な関係性を築いておくべきです。 また嫁姑問題や遺産の相続問題など、将来的に起こるかもしれない家族の問題を相手と話しておくこともおすすめします。
先人からのアドバイス!恋愛と結婚の違いを説いた名言集
数百年前を生きた著名人たちも恋愛と結婚の違いについて考え、これまでに多くの名言を残してきました。 現代人と同じように、恋愛と結婚の違いは大勢の人を悩ませる話題だったようです。 恋愛と結婚の違いに思い悩んだときは、著名人の名言からヒントをもらうのも悪くないかもしれません! ここでは恋愛と結婚の違いにまつわる名言を紹介しながら、現代にも通ずる先人からのアドバイスを贈ります。
結婚相手選びは周囲の意見より自分の気持ちを優先すべき!
現在恋人との結婚を迷っているという方に贈りたいのは、こちらの名言です。
「他人の好みにかなう妻より、自分の好みにかなう妻を求めよ。」 ジャン=ジャック・ルソー(哲学者)
「収入や肩書など周囲がうらやむ条件だけを重視するのではなく、自分が結婚したいと思える異性を選ぶべきなのでは?」 そんな風に解釈できる名言です。 結婚相手を選ぶ際に周囲への意見を聞くことも大事ですが、自分の感情を押し殺しすぎる必要はないのではないでしょうか。
お互いに無理なく過ごせる相手と結婚すべし!
相手へのときめきが冷めた後も2人で過ごしていけるのか不安を抱える方には、この名言がおすすめです。
その女性がもし男であったならきっと友達に選んだろう、 と思われるような女でなければ妻に選んではいけない。」 ジョセフ・ジュベール(哲学者)
恋愛相手には異性としての魅力的な面を見てしまいますが、結婚相手は「1人の人間」として見ることが大切ということでしょう。 長い生涯を共にするパートナーだからこそ、友達のように気楽に過ごせて自分が安心できる結婚相手を選ぶべきです。 魅力的な異性でも心から信頼できると思えない人や一緒にいて我慢をし続けなければいけない相手は、残念ながら恋人止まりなのかもしれません。
結婚は恋愛感情よりも生活力!
最後に紹介する恋愛と結婚の違いを説いた名言はこちらです。
「金のために結婚するものは悪い人間であり、 恋のために結婚するのは愚かな人間である。」 サミュエル・ジョンソン(文献学者)
恋の力は偉大と言いますが、結婚をして生活を共にしていく上で「好き」や「愛してる」の気持ちだけで乗り越えられない問題もたくさんあります。 恋愛のように一時の感情のたかぶりに身を任せるのではなく、収入や将来性などの生活力を見据えた上で慎重に結婚相手を選ぶべきでしょう。
恋愛と結婚の違いを見極めて最適な相手を探そう
ときめきや感情など個人の意思を表に出すことが多い恋愛とは違い、結婚は夫婦や家族であることを意識することで生まれる協調性が大事なポイントです。 こちらで紹介した恋愛と結婚の違いを踏まえつつ、婚活では自分に最適な相手かどうかを見極めましょう。