セックスが怖いから誰とも付き合えない気がする
目次
恋愛とセックスは切っても切れないもの。
自然にセックスできてしまう人もいれば、セックスに対する恐怖心を抱えて悩んでいる人もいます。
始めは「何となく怖い気がする」という程度だったけど、それが長く続くことでますますセックスへの恐怖心が強くなり、気がつけばセックスしないまま30代、40代になってしまったという人も少なくありません。
ここではセックスが怖いと感じてしまう理由、恐怖心を和らげる方法をご紹介します。
セックスが怖いと感じる理由
初体験のハードルが高い
「初体験は痛いものだというイメージが強い。どれだけ痛かったかという話を女友達から聞いてきたのも原因かもしれない。」
「この年齢で処女だということを相手に告げることで重いと思われそう。嫌われてしまうかもという恐怖もあって、お付き合いを始めてもセックスをなんとなく避けてしまい、恋愛が長続きしない。」
「セックスの機会は何度かあったが、その時になると初めての相手がこの人でいいのかという迷いが生じる。」
性感染症や妊娠が怖い
「遊んでいない人でも性感染症になることがあると聞いた。」
「望まない妊娠をするかもしれないと思うと怖い。」
体にコンプレックスがある
「胸が小さいので見せられない。この体では相手ががっかりするかもしれない。」
「女性器の形や色が他の女性と比べて変なのではないかと不安。遊んでいると思われるのでは。」
過去のセックスでのトラウマ
「初体験の時に痛みと恐怖で中断してしまい、それから怖くてできていない。」
「相手の男性に体の特徴をからかわれたことがあり不安。」
欲望に溺れそうで怖い
「正気を保てずにおかしな姿を見せてしまうかもしれない。」
「性欲が強いのでセックスに溺れて理性を失うかもしれない。」
セックスへの恐怖を克服するためには
正しい知識をつける
周りの友人たちの言葉やネットで見た間違った情報によって、中途半端な知識がついてしまったことで恐怖が生まれてしまうことがあります。
しかしもっと詳しい知識をつけると「案外怖くないのかも」と感じるかもしれません。
‟初体験=痛くて出血する”というのは全員がそうとは限りません。
相手のことを信頼してリラックスして臨むこと、きちんと前戯をして女性器が潤った状態で始めることで初体験の痛みや出血は最小限に抑えることができます。
初めての時から気持ちよかったという女性も意外と多いです。
性感染症や妊娠の不安も、正しい知識を持っていれば防ぐことはできます。
不安があればお付き合いする時に相手に相談して、一緒に性感染症の検査を受けに行くのも良いと思います。
体のコンプレックスは誰もが少なからず持っていることです。
体形や胸の大きさ、女性器の色や形などは一人ひとり違っているので、誰と比べて変だということはありません。
良いイメージをつける
セックスが怖いというのは、ほとんどの場合妄想に近いものだと思います。
セックスのマイナスイメージだけが膨らんでいる状態です。
それならプラスのイメージを膨らませてみるのはどうでしょう。
楽しい、気持ちいい、嬉しい、愛情を感じる、幸福感を感じるというセックスの良い面にフォーカスして想像してみましょう。
イメージを助けるものとして、ロマンチックなセックスを描いた漫画や、女性向けのアダルト動画を使うのもいいと思います。
急にセックスが始まり性器がドアップになるようなものではなく、恋愛ドラマの延長のようなストーリーでソフトに展開していく作品もあります。
楽しみながらイメージトレーニングをするつもりで覗いてみるのもいいと思います。
自分の体を知る
初めてのセックスは痛いに違いないと思い込んでしまうのは、自分の体のことをよく知らないことが原因です。
自分の把握していない場所を見られ、触れられ、挿入されるというのは怖いですよね。
しかし自分の体の構造や仕組みを知れば、きちんと手入れをすれば清潔を保てるということ、リラックスしている時の方が体が柔軟になり受け入れやすいということ、性的な快感を感じてもおかしくなってしまうことはないということがわかります。
デリケートゾーンを洗う時やマスターベーションをする時に鏡を使って観察してみて、自分の手で優しく触れる時間を作るのも、知らない物への恐怖をなくす1つの方法です。
パートナーに相談する
パートナーができた時には、セックスに恐怖心があることや経験がないことを話してみるのをお勧めします。
理由もなくセックスを断り続けると、変に誤解を生んでしまうこともあります。
時間をかけてゆっくりと進めていきたいこと、セックスしたいという気持ちが生まれた時には安心して臨めるように協力して欲しいと伝えると、相手も心の準備ができて慎重に対応することができます。
セックスをしたくないというのであれば、そのままセックスをしない選択をするのも自由です。
セックスをしなくても楽しく生きていけます。
しかし、本当はセックスしたいのに恐怖が邪魔をしているということであれば、こういった方法で恐怖を和らげることはできるかもしれません。