彼氏がいつも割り勘なのはなぜ?!割り勘をめぐる男女の心理と対処策
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割り勘をめぐる男女の論争はSNS上でも絶えません。
しかも、ヒートアップしがちなのは男女それぞれの割り勘に対する価値観の差が大きいためです。
だからこそ「割り勘はイヤ!」「男らしくない!」と、ただ割り勘の不満をぶつけるだけでは何も生みません。
彼氏の割り勘にイライラや不安が募っているなら、今ここで男女の割り勘に関する価値観の違いを正しく理解して適切な対処をしましょう。
なぜ男と女は割り勘で揉めるのか?それぞれの言い分と心理
まずはCuretの独自アンケート調査結果をもとに男女の割り勘に対する考え方の差をチェックしていきましょう。
女性側の心理
女性側の割り勘に対する意見は、思ったよりも「どちらでもいい」という意見が多く見られました。
ただ、どちらでもいいという意見も詳細を見てみると、「ごちそうしてくれるなら有り難いけど、いつも出してもらってばかりだと悪いから時には私も奢りたい」や「そのときどきで奢ったり奢られたりがよい」といったものが多い傾向に。
つまり「割り勘賛成派」とはまた違った意見なのですね。
また、「年上かつ仕事ができる男アピールもするなら奢ってよと思う」といった意見もあり、お互いの立場によっては「やはり男性の奢りであるべき」と考えるケースもあるようです。
男性側の心理
男性側の意見はというとこちらも「どちらでもいい」が多めではありますが、「割り勘にしたい」派も「割り勘にしたくない」派も一定数います。
割り勘にしたい男性は、「金銭的に厳しい」「対等でありたい」という意見が大半でした。
一方、割り勘にしたくない男性は、「割り勘は男として格好良くない」といった美学によるものが多く見られました。
また、どちらでもいいという男性の多くも「基本的には奢る」や「大概はこちらが奢っている」といった意見が多かったです。
割り勘を求める男性が急増中!?その社会的背景とは
アンケート結果を見る限り、本音は別として、実際のところは奢っているという男性が多そうですね。
ただ、ニュースなどでも割り勘カップルが増えていると報道されるように、昔に比べると割り勘を求める男性は増えていると予想されます。
この流れはもちろん、「男女ともに働くのが当たり前になり、なおかつ安月給の若者が増えている」といった経済的余裕のなさが関係しているでしょう。
また、上記のようにニュースで割り勘について取沙汰されることによって、「ぶっちゃけ割り勘したかった男性」たちが堂々と「割り勘したい」と言える社会になってきたのもあります。
今後もどんどん増えるであろう割り勘派。
それだけに割り勘にイライラする女性は正しい対処法を知る必要があります。
二人の関係を深める割り勘の作法とは?イライラするくらいなら支払いルールを決めよう
一緒にいる時間が長ければ長いほど、支払いに直面するタイミングも多く、その度にイライラしていたのではたまったものではありません。
そこでおすすめしたいのが、2人の支払いルールを決めることです。
いくつかルール例を挙げていくので、あなたと彼氏に照らし合わせながらご覧ください。
ランチは彼女、ディナーは彼氏で割り勘
割り勘にイライラしてしまう理由のひとつに「会計時にもたつく」「スマートじゃない」といった点もあるでしょう。
そのため、ランチは彼女持ち、ディナーは彼氏持ちというように大雑把な割り勘ルールを決めることをおすすめします。
もちろん基本的にランチデートばかりというカップルであれば、交互に支払いなど不平の少ない割り勘ルールを決めましょう。
お店では全額彼氏に払ってもらい、あとから渡す
会計時のもたつきをなくすためには、一旦どちらかが全額を払い、店を出たあとでお金を渡すのもよいでしょう。
このとき、男のプライドを立てるためにも基本ルールとしては「彼氏が先に全額を払う」としておくのがベター。
しかし、ときには彼氏も金欠になることもあるはずです。
「金欠のときは私が先に全額払うから、遠慮しないでね」などといった気遣いもルール決めの際には伝えておきましょう。
同棲中なら自炊は彼女、外食は彼氏で割り勘
同棲中のカップルにおすすめなのは、自炊分の食費は彼女持ち、外食は彼氏持ちで割り勘してみてはいかがでしょうか。
ほかにも、光熱費は彼女持ち、外で遊ぶときにかかるお金は彼氏持ちなど、同棲カップルは項目ごとに支払い担当を決めると不満不平も出づらいです。
また、この方法のポイントは外での支払いを基本的に彼氏に任せられるということ。
彼氏としても男のプライドを守られますし、イヤな顔をしづらいかと思われます。
ただ、あまり自炊をせず外食ばかりなど、生活タイプによってはどちらかにだけ負担がいってしまう恐れもあるでしょう。
生活タイプに合わせて、大体トントンになるように割り勘したいところです。
そのほかにはこんなルールで割り勘や支払いしているカップルも!
デートとか旅行は、共有の財布作って
1人3000円ずつその財布に入れて
食事とかの支払いすると、割り勘とか面倒くさい事考えず楽だよ。お金無くなったら2人で同じ金額を財布に入れて、最後余った分も2人で分けると平等。
男側が多く出したいと思えば入れる
金額内緒で多く入れておけば良い。— おりん (@oh_rin_rin) June 14, 2019
共同財布を作っているカップルや夫婦もなかなか多いみたいです。
毎月決まった金額を入れるようにすればうっかり使いすぎることもないので、貯金したいカップルにおすすめしたいところ。
カップルの奢る奢られる問題に対して
僕達カップルは「じゃんけん」で
解決しております。
両者にお金の余裕があるなら
じゃんけんで決めた方が楽しいじゃんって事でお互い全力でじゃんけんしてます
じゃんけんする時だけは彼女を
敵だと認識してます。— 川平 (@08Takuto15) October 14, 2019
ルール決めが面倒ならじゃんけんで決めてしまうというのもありかもしれませんね。
ただ、どちらか一方が負け越している場合には「今日は自分が払うよ」という優しさをお互いに持ちたいところです。
どうしても割り勘が嫌なら付き合わないという選択肢も……
「どうしても割り勘はイヤ!奢ってほしい!」のなら、割り勘主義の男性とは付き合わないことです。
お金に関しての考え方はひとりひとり異なるものですが、細かく割り勘しようとする男性はお金のすべてに細かい傾向にあります。
このような男性に奢らせるのはNG。たとえ奢ってもらったとしても、そのことをずっと執念深く覚えているでしょう。
そして喧嘩やトラブルがあったときに「いつも奢ってやってるのに!」などと振りかざしてくる恐れがあります。
お金に対しての考え方が合わないカップルは付き合いが長くなるほどこじれやすいので気をつけてください。
彼氏の割り勘にイライラするのはもうやめよう!
せっかくの楽しいデートなのに、支払いの度にイライラしていてはもったいありません!
割り勘による彼氏のスマートじゃなさにイラついているのなら、2人のルールを決めてしまいましょう。
とくに結婚を考えているような深い関係なのなら、支払いルールは重要です。
ぜひ2人にとってストレスフリーな方法を話し合ってみてください。