ダブル不倫は本気になりやすい?別れを決意するための方法とは
目次
お互い将来を約束した相手がいるにも関わらず、様々な理由でハマってしまう「ダブル不倫」。
不貞行為だと頭では分かっていても、つい本気になったり別れられなかったりと、泥沼化しやすいのも特徴です。
今回はダブル不倫はどうして起きるのかをはじめ、ダブル不倫の恐るべきリスク、辛い状況の打開策について解説します。
ダブル不倫に陥りやすい状況とは
一度バレたらお互いの家庭を崩壊しかねない、とっても危険な「ダブル不倫」。
パートナーや子供がいるのにかかわらずダブル不倫に陥ってしまうのには、二人が出会う状況にも原因が隠されています。
社内でのダブル不倫
ダブル不倫の関係に陥ったカップルの多くは、社内で不倫相手と出会いが生まれています。
同じ職場で働く同僚や上司と部下なら、もしかするとパートナーより長く一緒に過ごしているかもしれません。
また同じ部署やチームにいるなど、お互いの接点が多ければ多いほど、2人の関係性は濃密になっていくはず。
さらに2人が恋に落ちるきっかけが生まれやすい点も、社内でのダブル不倫が生まれやすい原因です。
大変な仕事を任せきりにせず手助けしてくれた、社内のイベントでプライベートの意外な一面を知ったなど、些細なきっかけで職場での仲間意識や信頼関係が恋愛感情に変わってくこともあります。
習い事でのダブル不倫
時間を持て余しがちな専業主婦が陥りやすい、ダブル不倫のきっかけは習い事です。
習い事の場で生まれた人間関係は、今まで築いてきた家族や友人とは異なり、新たな出会いに胸がときめき新鮮な気持ちになれるはず。
同じ目標に向かって習い事に励む生徒同士が徐々に2人で会うことになったり、はじめは先生に尊敬の念を抱いていたのに次第に恋愛感情に変わっていったり…。
同じ習い事を仲間同士ですから、心の距離が近くなっていくのは不思議なことではありません。
元交際相手とのダブル不倫
元カレに対して「あの時、あの人と結婚していたらどうなったのだろう…」と考えたことはありませんか?
ダブル不倫に陥るきっかけは、このような「もしも」の考えから始まることもあります。
いつも同じことばかりしている人生に色どりが欲しい、冷め切った結婚生活から抜け出したい。
けれど新たな出会いを探すのも面倒くさい…そんな時に思い浮かぶのが元交際相手との復縁なのです。
一度はお互いを愛した仲ですから、恋愛感情を再び燃え上がらせることも簡単。
もし既婚者である元交際相手がその気でなくても、当時の楽しい話に花を咲かせたら「この人と結婚すればよかったのに」と心変わりが起きてしまうかもしれません。
子供を通じたダブル不倫
ダブル不倫のきっかけは、当事者間の直接的な繋がりだけが原因とは限りません。
例えば子供が習い事をしている教室の先生だったり、子供の保護者会に所属している同級生の親御さんだったり。
子供を通じた間接的な付き合いから、ダブル不倫が生まれることもあります。
共に同じ年代の子供を持つ親であり、お互い長年支え合ってきたパートナーがいるなど、複数の共通点を持っていることも親しくなりやすいポイントです。
子育ての悩みや夫婦間の悩み相談から、次第に恋愛感情が生まれていく…というケースもあり得ます。
ダブル不倫の末に起こる地獄
ドラマ「昼顔」や「あなたのことはそれほど」などのダブル不倫を扱ったドラマは、ドロドロな展開が面白いと評判です。
しかし、それは他人事だから楽しく見られるだけと言えます。
リアルなダブル不倫の先に待っているのは地獄のみです。
家庭を滅ぼす「離婚」
ダブル不倫がバレた先に訪れるのは、長年付き添ってきたパートーナーとの離婚です。
ダブル不倫にハマる理由の1つは、今ある幸せを壊さずに恋愛を楽しむスリルにあります。
また「不倫をしても大丈夫」という謎の安心感でダブル不倫に足を踏み入れてしまっているのかもしれません。
しかし、不倫はパートナーと誓った人生の約束を最悪の方法で破る行為です。
離婚は愛し合ったかつてのパートーナーの心に大きな傷を与えると同時に、子供に両親を失う辛さを味わわせることになります。
さらにダブル不倫の弊害は自分だけでなく、ダブル不倫した相手の家庭までをも崩壊させる可能性があり、大きなリスクを伴うのです。
時には高額ともなる「慰謝料の請求」
ダブル不倫によるパートナーの精神的ショックは離婚の有無に問わず「慰謝料」として、ダブル不倫をした当事者に請求可能です。
慰謝料の額は法律上明確な定めはありませんが、ダブル不倫の内容や本気度、夫婦関係への影響や相手の意思などによって異なります。
例えば幸せな家庭生活を送っていた家族であれば、ダブル不倫が家庭を壊す大きな原因になるため、慰謝料も高額に請求されることでしょう。
不倫と知った上で既婚者と交際をし、相手の家族を離婚に導いた場合、慰謝料は約200~300万円が相場です。
慰謝料の請求が高額となれば、自分の財産を売り払ってまでお金を作らなければいけません。
当然と言えば当然のリスクですが、ダブル不倫はこのような金銭問題にも発展します。
泥沼化しやすい「望まぬ妊娠」
ダブル不倫では性的な関係を結んでいるわけですから、男性が女性を妊娠させてしまうというケースもよく起こります。
ダブル不倫の末の妊娠は状況が複雑なだけに、2人が再婚をしてきちんと育てる決断までには至らず、堕胎を決めなければいけないケースが大半です。
このような結果は不倫相手の女性のみならず、お互いの家庭に大きな衝撃を与えてしまう出来事です。
軽い気持ちで始めたダブル不倫だとしても、妊娠が発覚すればお互い元の関係に戻ることはまず不可能と考えなければいけません。
社会的な制裁
もしも社内の同僚や上司あるいは部下とダブル不倫の関係性にあったとしたら、大きな社会的制裁を受けることになります。
会社内にウワサは一気に広まっていき、仲間だった周囲の目線は冷ややかなものへと変わり、最後は会社へ与える影響を理由に解雇されてしまうかもしれません。
仕事を失うことは今後の生活を困難にするだけではなく、自分の生きがいや社会的なつながりを断ち切るのと同じです。
生きる意味を失くして途方に暮れてしまっても、自分のまいた種ですから当然の結果と言えます。
またダブル不倫の発覚がきっかけでご近所づき合いが困難になれば、長年住んでいた土地や家を離れざるを得ないはずです。
ダブル不倫は人生を大きく狂わせる原因になりかねないことを、しっかり心に留めておくことです。
辛いダブル不倫をやめたいなら
大きなリスクを伴うダブル不倫でも、一度ハマるとそのスリルや高揚感から抜け出せない人が多くいます。
現在ダブル不倫中で「辛い、やめたい」と感じているのであれば、すぐにダブル不倫から抜け出すための意識改革や行動をとるのがおすすめです。
ここでは、ダブル不倫から抜け出すための心がけや行動についてお教えします。
「会いたい」という気持ちを生み出さない
ダブル不倫にハマってしまうのは、不倫相手がパートーナーに埋めてもらえない「寂しさ」や「辛さ」を癒やしてくれる存在だからでしょう。
ダブル不倫時に「会いたい」という気持ちを抑えられなくなるのは、負の感情は自分ではなく相手に埋めてもらうものだと誤解しているからです。
寂しさや辛さは恋愛感情を抱いた相手でなくても、十分に埋められます。
例えば1人で好きな趣味やスポーツを楽しんでみたり、同性の友達と出かけたり話してみたりするだけでもOKです。
人は考える時間を与えられてしまうと、ついネガティブな考えに陥ったり深く考えこんでしまったりします。
ダブル不倫を抜け出すためには、物理的に「会いたい」と思う気持ちを他のことで紛らわすことが効果的です。
連絡を取らないようにする
ダブル不倫はお互いのパートナーにバレないようにと、プライバシー性の高いスマホなどで連絡を取るようにしているはずです。
ということは、自ら不倫相手と連絡が取れる状況に置かないことが、ダブル不倫を抜け出すきっかけになるということ。
電話やLINEで呼びかけがあっても「ダブル不倫の関係性はやめたい」と告げ、そのまま連絡をぱったりとやめてしまうのも方法の1つです。
逆上して不倫相手が直接乗り込んでくる…なんてケースも考えられますが、お互いに家庭がある身ですから自ら危険を冒すことはしないはず。
また連絡を取らないだけの方法では再び復縁してしまう可能性が高いため、連絡先を完全に消去するまたは電話番号やアカウントを変え、二度と連絡を取れないようにする方法をおすすめします
不倫相手と直接的な距離を取る
不倫相手が自分の家や職場を知っている、または同じ職場などで直接会える状況の場合は、2人で会うことができないようにしてしまうのもダブル不倫を抜け出す方法です。
抜け出したいと思ってもついダブル不倫をしてしまうのは、お互いに不倫ができる時間と環境が整っているからです。
今いる職場をやめて男性のいない職場に勤めたり、引っ越しが難しければ家族で過ごす時間を作るなどして家にいる時間を減らしたり。
最初のうちは会えないことに寂しさや辛い気持ちを抱えてしまうかもしれませんが、直接的なつながりをなくすことで徐々に不倫相手と会えないことにも慣れてくるはずです。
本気になる前にダブル不倫からさよならしよう
恋愛は障害があるほど燃え上がると言いますが、ダブル不倫は法律で定められた違法行為です。
スリルのある秘密の恋に魅力を感じても、その先には大きなリスクが待っていることを考えれば、思いとどまれるはず。
もしも現在不倫中という方は、最悪の結末が訪れる可能性の高いダブル不倫の恐ろしさに気づくことが大切です。
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