恋愛の悩みは30年前も変わらない?!『東京ラブストーリー』に見る現代との恋愛感
「カンチー!」と、主人公が叫んでることは知っていたけど、ちゃんと見たことがなかった『東京ラブストーリー』。
Amazon primeにあったので、軽い気持ちで見てみたら、もう、めちゃくちゃ面白い!!!フジテレビの月9も柴門フミも天才!!!と思わざるをえないドラマでした。
恋愛って、嫌なことも悲しいこともたくさんあるし、時間もパワーもたくさん使うけど、観終わった後には「あーー私も恋がしたい!!!」と思ってしまうから、恋愛に期待しない・疲れている人こそ騙されたと思って見てほしい!!
30年前からあった恋愛論!バリキャリvsゆるふわ対決
主人公のリカは、幼少期をずっと海外で過ごしている帰国子女。
勤務先のスポーツ用品メーカーでも、仕事をテキパキこなして、上司やクライアントからの信頼も厚いデキる女性です。
服装もオシャレでカッコイイ。
好きな人には自分から告白していくタイプ。
一方、リカの恋敵となるサトミは、愛媛出身の幼稚園の先生。
ふわっとしたスカートやワンピースを着て、髪は三つ編み。
好きな人に告白されても、曖昧な返事をして、それがまた男を惹きつける、天然の魔性の女みたいなタイプ。
リカは、バリキャリゆえの偏見で、カンチからいろいろな誤解をされているのだけど、バリキャリなら今でも一度はこういう経験があるはず。
逆に、ゆるふわなら、仕事よりもプライベートを優先するサトミの考え方に完全同意なはず。
恋愛でハイスペックでモテる男の子と、真面目でやさしい男の子、どちらが好き?
登場する男性陣は、カンチと三上。
カンチは、愛媛出身で、就職のために上京したばかりで、仕事もできない。
でも、友達想いで、高校の同級生のことを好きなままでいる、純朴な青年。
三上は、愛媛のお金持ちのボンボンで、東京の私立医大に通っている学生なのに、スポーツカーを乗り回して、女の子をとっかえひっかえして遊んでいる男の子。
恋愛するなら、カッコいいモテるハイスペックな男の子がいいか、仕事はできないけど性格のいい真面目な男の子がいいか……この選択も、今でもずっと私たちは悩んでいるわけです。
『東京ラブストーリー』が放映されたのは1991年、つまり今から30年近くも前。
こんな昔から、バリキャリとゆるふわのそれぞれの魅力で揺れ動く男性も、ハイスペックなお金持ちとやさしくて真面目な男の子の間で揺れ動く女性も、東京にはいたんですね……。
あなたはどちらを選ぶ??