別れるのが怖い…その心理に隠された本当の気持ちと取るべき行動
目次
大好きな人とはずっと一緒にいたい。
でも、大人になるとそれが難しいことも知ってしまっています。
今は付き合っていてもいつかは別れてしまうかもしれない……そう考えて怖くなってしまうことはありませんか。
別れが怖いという心理に隠れているものとはなんなのか、そして別れを回避する方法、新しい恋の仕方などについてご紹介します。
恋人と別れるのが怖い心理にはどんな気持ちが隠れている?
別れるのが怖い、と思うのはどうしてでしょうか。
それは「別れの怖さ」を知っているからこそです。
では、どうして別れは怖いのでしょうか。
別れるのが怖いのにはいくつかの原因があります。
かけがえのない大好きな恋人を失うのが怖い
好き合って付き合い始めたふたりでも、どちらかの心、もしくは両方の心が離れてしまうと別れが訪れます。
かつては自分のことを愛してくれていた人がもう自分のことを好きではない。
それは思っているよりも辛いものです。
自分がまだ恋人のことを好きならなおさらのこと。
そして、自分を愛したように、もしくは自分を愛した以上に、元恋人がほかのだれかを愛してしまうかもしれないということが恐怖につながります。
ひとりぼっちになるのが怖い
日常生活に当たり前のようにいた恋人。
毎日のメッセージのやりとりがなくなり、休日に一緒にでかけることもなくなる。
同棲をしていた場合には、日常生活自体ががらりと変わります。
そんなふうに、隣にいた人が突然いなくなることで、「自分はひとりなんだ」「誰も自分のそばにはいてくれない」ということを実感してしまいます。
また、ひとりで時間を持て余してしまうことによって、よりひとりだということを実感することになります。
自信を喪失してしまうのが怖い
「みんなに嫌われていたとしても、恋人にさえ愛されていれば大丈夫」
そう思ったことはありませんか。
そのくらい自分を愛してくれていて、心の支えとなっていた恋人がいなくなったら、もう誰も自分を愛してくれないのではないか……と思ってしまいがちです。
もちろん、決してそんなことはないのですが、恋人がいなくなった瞬間はネガティブな気持ちになっているため危険。
このままひとりで死んでいくことになるのかもしれない……と愛される自信をなくしてしまいます。
大好きな恋人と別れるのが怖い! 別れを回避する方法は?
自分は変わらず大好きなのに、恋人の気持ちが自分から離れているかもしれない……。
そう思うと、安心して眠ることもできなくなるときもありますよね。
そんなとき、どうやったら別れを回避することができるのかを考えてみましょう。
自分から恋人の心が離れている理由を探る
「恋人の気持ちが離れているかもしれない」
そう思ったのは何かしらのサインがあったからではないでしょうか。
自分の言動や、普段の恋人とのやりとりを振り返ってみましょう。
何か恋人の気持ちが冷めてしまうような原因がなかったか確認してください。
自分自身に原因があった場合、その点を改善すれば、恋人の気持ちが戻ってくる可能性があります。
好きだという気持ちをきちんと伝える
不安になっているのは自分ばかりだと思っていませんか?
でも、恋人もどう思われているのか分からずに不安に感じている可能性があります。
もしかしたら、
「愛されていないなら、別れを切り出される前に自分から距離を置いたほうがいいかも」
そんなふうに考えているかもしれません。
「好き」「愛している」という気持ちは当たり前のものではありません。
恥ずかしくて言えない言葉だからこそ、積極的に言ってみるようにしましょう。
きちんと気持ちを言葉にして伝えれば、恋人も同じように返してくれるかもしれません。
その言葉ひとつだけで、ずいぶんと安心することができるのではないでしょうか。
正直に聞いてみる
自分の言動を振り返ってみても原因が分からない。
好きだという気持ちをきちんと伝えてみても恋人は何も返してくれない。
あれこれ改善するようになってからのほうが、恋人の態度が頑なになっている気がする……。
そんなときは思い切って、恋人に「最近、なんだか冷たい気がするけど、何かあった?」と尋ねてみましょう。
そんなことないよ、気のせいだよ、と否定してくれるだけでもちょっと気持ちは変わるはず。
疲れているだけだよ、と何かしらの理由が聞けた場合も、少しは安心できますよね。
もし、君のこういうところが嫌なんだ、と言われたら、そこを改善するように努めましょう。
ただ、この方法は別れを早める場合もあります。
「実は……」と別れたいと思っていたということを切り出されるかもしれません。
尋ねるときは、心の準備をしてからにしましょう。
別れるのが怖いから付き合えない……そんな人が新しい恋をするためには?
大好きな人と別れてしまい、そのときの「別れたときの怖さ」を知っている人はなかなか次の恋に足を踏み出すことができません。
「新しく恋人ができても、その人とまた同じように別れて辛い思いをするのが怖い……」
そんなふうに立ち止まってしまうのではないでしょうか。
でも、怖いからといってずっと足踏みをしていると、なかなか「別れたときの怖さ」のトラウマから抜け出すことができません。
どうしたら、また新しい恋ができるのでしょうか。
別れをきちんと消化しよう
まずは、別れの怖さを教えてくれた元恋人のことに、きちんと区切りはつけましょう。
別れたときの辛さ、悲しみを思い返すばかりだと、目を向けるべきところに向けられていないこともあります。
辛くても、「どうして別れることになったのか」を振り返っておきましょう。
別れの理由が自分に一切なく、「恋人に浮気された」なんて場合もあるかもしれません。
そんなときは「私の運命の人はあの人じゃなかったんだ」などと都合よく考えてみるのも良いですよ。
友達の紹介で異性と会ってみる
自ら進んで恋をすることができない、恋をする気が起きないのなら、友達を頼ってみましょう。
「どういう人と合うと思う?」
「私と相性がいい人ってどんな人かな?」
客観的に自分のことを見てくれる友達にそう聞いて、自分と合いそうな人を紹介してもらいましょう。
その中で好きになれる人が見つかれば、「元カレは私とたまたま合わなかっただけなんだ」と割り切ることができます。
付き合いはせずとも、異性と楽しく話ができるだけでもポジティブになれるはず。
恋がしたい、と思うまで距離を置く
辛かった恋を忘れるのは新しい恋。
ですが、無理をしても心が辛くなってしまうだけです。
恋は探すものではなくて、ある日突然落ちるもの。
そう考えて、自分磨きをしながら「突然恋に落ちる日」を待ってみましょう。
新しい恋をするための自分磨きが辛く感じるようなら、自分のテンションを上げるため、と考え方を変えてみてください。
自分の好きなコスメを使ったり、気になっていたエステに通ってみたり。
好きなこと、興味のあることから始めてみましょう。
そのなかで、自分が徐々に綺麗になっていることを感じれば、テンションも上がり、気持ちがさらに前向きになるはずです。
気持ちも前向きになるはず。
別れを怖いと思ってもいい
別れが怖いと感じるのは、恋人のことがそれだけ好きだった証拠です。
ふたりで過ごした時間はかけがえのないものですし、好きだった気持ちも消えるわけではありません。
別れの辛さは、あなたのことをより魅力的な人に成長させてくれます。
別れを怖いと思っても、恋から背を向けずに立ち向かっていく気持ちを忘れないようにしてくださいね。