マウンティング女子化を阻止！職場や女子会で嫌な女になる前にすべきこと

ドラマや漫画から生まれたマウンティング女子という言葉は、今や嫌われる女性の代名詞へと進化を遂げています。
職場や友人の反応に「アレ？」と感じたら、知らない間にマウンティング女子化しているのかも…。
ここではマウンティング女子の特徴＆診断方法と、マウンティング女子をやめたい女性向けに対処法を紹介します。

マウンティング女子とは

マウンティング女子とは、周囲より自分の方が上の立場であることをアピールしている女性のことです。
マウンティングは動物界での上下関係を示すための行動を意味しており、そのような行動をする女性を表す言葉として誕生しました。

役職や立場が一定で、上下関係がはっきりしない女性の間でマウンティングは行われます。
コミュニケーション上手な女性は直接優劣をつけることはせず、会話の中でさりげなく遠回しにマウンティングを行うのです。

マウンティング女子の心理状態

マウンティング女子が周囲にマウンティングを行うのは、以下のような心理状態だからです。

①自分が上の立場だと知らせたい
②自分を認めてほしい
③相手に負けたくない

マウンティング女子化する傾向にあるのは、友人や同僚の中で自分が上に見られたいまたは認めてほしいという承認欲求が強い女性です。
また相手を勝手にライバル視した結果、負けたくないという気持ちでマウンティングに走る女性もいます。

このような心理状態を踏まえると、周囲から評価をされにくい立場の女性が自分の価値を示そうとした結果、マウンティング女子になってしまうと考えられますね。

【マウンティング女子診断】あなたのマウント度を会話例でチェック！

マウンティング女子にはなりたくない、周囲からマウンティング女子に思われたらどうしよう…と考えているあなた！
普段している友人や仲間との会話を思い出しながら、以下のマウンティング女子診断を受けてみてください。

いつもは何気ない会話をしているつもりでも、無意識のうちにマウンティングしているかもしれませんよ…。

 

マウンティング女子度20％

マウンティング女子度は低めだけど、周囲の受け取り方によってはマウンティングされていると感じる会話例はコチラ。

友人「最近ジム行き始めたんだ～」
自分「そうなんだ、私もヨガ始めたよ！」
友人「運動不足だから筋肉痛がひどいよ～」
自分「昔ピアノとか英語とか習ってたけど、運動系も習っておけば良かったって感じる」
友人「そっかぁ、昔からたくさん習い事していたんだね」

上記の会話のマウンティング女子ポイントは「自慢」です。
習い事をたくさんさせてもらったという過去の話には、家柄が良いだとか実家がお金持ちだったなどの自慢が隠れています。
家柄アピールに他意がなかったとしても、同じ家庭環境の女性以外には嫌味に聞こえてしまうので、できれば避けましょう。

マウンティング女子度40％

徐々にマウンティング女子化の傾向にある会話例はコチラ。

友人「今日も可愛い服着てるね～。」
自分「うん、人気ブランドの新作でね…店員さんにすすめられて買っちゃった！」
友人「そうなんだ～」
自分「○○ちゃんはいつもどこで服買ってるの？」
友人「お店は決めてないのだけど、良いなと思ったものを買ってるよ～」
自分「○○ちゃんは綺麗系より可愛い系が似合いそうだし、今度お店紹介しようか？」

上記の会話のマウンティング女子ポイントは「アドバイス」です。
遠回しに相手のファッションを似合っていないと指摘し、アドバイスのフリをしてマウンティングしています。
ファッションに悩んでいるという女性なら素直なアドバイスに受け取ってくれますが、自分なりのおしゃれを楽しんでいる女性にとっては余計なお節介です。

マウンティング女子度60％

周囲からマウンティング女子と思われているかもしれない会話例はコチラ

友人「旅行に行くんだけど、どこのバッグ買おうか迷ってて…」
自分「私はこの間（高級ブランド）のバッグ買ったんだけど、頑丈だし良かったよ～」
友人「そうなんだ！大人気のブランドだし、買ってみようかな」
自分「（高級ブランド）のバッグは持ってないの？」
友人「うん、中々手が出せなくて…」
自分「自分のご褒美に買ってみたら？そこまで高くないよ～」

上記の会話のマウンティング女子ポイントは「ブランド＆経済力アピール」です。
マウンティング女子は常に周囲より優位に立ちたいので、一目で高級と分かるブランドが大好き！
また高級ブランドを持っている=経済力があると捉えられやすいため、度々会話の中に入れたり身に付けたりしてマウンティングをしてきます。

マウンティング女子度80％

マウンティング女子として周りの女性から距離を取られそうな会話例はコチラです。

友人「○○君と付き合うことになりました！」
自分「おめでとう、この間言ってた子だよね？」
友人「うん、付き合えると思わなかったから嬉しい！」
自分「いいなぁ、私の彼なんてお金しか取り柄ないもんなぁ」
友人「彼ってどんな仕事しているの？」
自分「一応一流企業勤めだけどいつリストラされるか分からないし、○○ちゃんの彼みたいな優しい人が良いな～」

上記の会話のマウンティング女子ポイントは「自虐＆彼氏アピール」です。
自虐をしているフリをして、さりげなく相手へのマウンティングをしています。
またマウンティング女子は自分と他の女性だけでなく、彼氏や夫のスペックも比較して優位だと感じたらすかさずアピールしてきます。

マウンティング女子度100％

あなたは心を許しているつもりでも、相手からは面倒な女だと思われているような会話例はコチラ。

友人「婚活中なのに中々彼氏ができなくて…」
自分「そうなんだ～、○○ちゃん可愛いけど執着タイプだから男性も疲れちゃうんじゃない？」
友人「そうなのかな、気を付けないといけないよね…」
自分「でも○○ちゃん婚活頑張ってるもんね、私は自由に生きてるからすごい」
友人「そんなことないよ、そろそろ焦っちゃうから…」
自分「仕事は事務職だっけ？将来スキルアップする可能性も少ないし、ここら辺で男捕まえておくのが正解だよね」

上記の会話のマウンティング女子ポイントは「サバサバ＆無礼」です。
思ったことを口にする自称サバサバ系女子の中には、相手に心を許していることを言い訳にマウンティングしてきます。
仲のいい間柄だからこそ言い合える仲もありますが、相手の気持ちを考えない発言はただの悪口です。

マウンティング女子化を止める対処法

先程のマウンティング女子診断に当てはまったという女性は、どのように心がければマウンティング女子にならずに済むのでしょうか。
ここでは、マウント度20～100％で紹介したマウンティング女子をタイプ別に分け、それぞれに合う対処法をご紹介します。

 

自慢型マウンティング女子化の対処法

シンプルに自慢をしてしまうマウンティング女子は、自慢話を避ける行動を取るのがベストです。
自慢をベラベラとしゃべってしまうのがクセなら、聞き役に回って自分が話す機会を減らすようにしてください。

自慢話をしてしまう女性は、自分をよく見せたいという虚栄心が関係しています。
虚栄心の強い女性はまず、自分のありのままを愛する努力から始めてみましょう。
自分を愛せるようになれば、見栄を張りたいという気持ちも薄れてくるはずです。

アドバイス型マウンティング女子化の対処法

相手のためのアドバイスがお節介になってしまうマウンティング女子は、相手がどんなことを求めているのかを判断することが大事です。
「相手に何かをしてあげたい」という気持ちは素晴らしいこと。
しかし、相手がアドバイスを求めていなければ、それはただの押し付けになってしまいます。

まずは相手の会話をしっかり聞いて、相手の気持ちを理解してあげるように努力してください。
アドバイスを求める直接的な言葉が出てこなければ、無理にアドバイスをする必要はありません。

ブランド型マウンティング女子化の対処法

高級ブランドの商品が好きな女性は自分の学歴や職種、または彼氏や家族のスペックなどとにかく「ブランド力」に注目しがちです。
このようなブランド型マウンティング女子は強い劣等感を抱えていることが多く、自己評価が低い人に多い傾向です。

周りからの評価を気にしない、自分の短所だけでなく長所を認めてあげるようになるなどして、自己評価を上げるように心がけてください。

自虐型マウンティング女子化の対処法

自虐のつもりで相手の誘導を促し、優位に立つ発言をする自虐型マウンティング女子。
このようなタイプは自慢型に似ていますが、相手に「そんなことないよ」と言ってもらいたいという承認欲求もあります。

ありのままの自分を愛することだけでなく、承認欲求を解消するために自分で自分を褒めてあげるクセを付けてみてください。
ほんの少しのことでも「頑張った、えらいえらい」と自分を肯定してあげることで、だんだんと承認欲求は薄れていきますよ。

サバサバ型マウンティング女子化の対処法

サバサバと言えば聞こえは良いものの、相手が傷つくことを考えていないのがサバサバ型マウンティング女子の特徴です。
このようなタイプの女性は「自分が言われたらどう思うか」を常に考え、相手への言葉を選んでください。

自分が嫌なことは相手にもしない精神は、他人とのコミュニケーションで最も大切にすべきことです。

自分を見つめなおすことがマウンティング女子には必要

マウンティング女子化を防ぐためには、自分自身を見つめ直すことから始めましょう。
ついマウンティングをしてしまう真の理由が分かれば、自然にマウンティング女子かを防ぐ対処法も見つかります。