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好きな人だから避けちゃう!「好き避け」をどう解消すべき?

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自他共に認めるほど、熱量の高い恋愛ばかりを繰り返してきた。

客観視すれば絶対にやめておいた方がいい相手に夢中になり、大好きアタックを繰り返したと思いきや、好きすぎる感覚に自分が飲まれてしまうことに恐怖し、相手から距離を置く。

そうすると、大体の男性は距離を取られていることに気付く。捨てられる恐怖を抱いた彼は近づいてくる。好かれた喜びから、私はまた熱量を取り戻して燃え上がり、恐怖に飲まれて好き避けをして……と、同じことをただ繰り返すだけ。

昔はそれが恋愛の方程式なのだと信じて疑わなかったけれど、そんな恋愛は何も健全では無いのだと知ったのはごく最近。

好きな人への感情に飲まれ、溺れてしまいそうになるのが怖くなり、離れる。
好き避けは、健全な恋愛だと生まれやしないのだ。

恋愛は健全な人間同士がするから“成り立つ”。

男女手をつなぐイメージ
心身共に健康な人間ならば、「好き」とアタックされた時点で向けられた好意に応えるか、それともきちんと断るかの二択しか選択肢にない。けれど、少しでも不健全な人は、好意を向けてくる人ではなく、「好意を向けられている自分」にフォーカスしてしまい、結果“何を考えているか分からない男”が完成する。

交際歴が2年を超える今のパートナーと付き合う中で、私はこのタイプの男性と良く対峙していたのだと気付くことになった。

私のパートナーは口下手、なおかつコミュニケーションが器用ではないけれど、(分かりにくい時もあるが)愛情は真正面から表現してくれる。
例外もあるが、男性は好意や愛情を抱いている女性に対しては、直接伝えてきたり、行動したりもするし……そして、逆もまた然り。

勿論、あまりにも好きすぎて、相手に迷惑をかけるから敢えて好き避けをする女性もいるが女性に好き避けを行わせている時点で、その男がイイ男かどうかと聞かれたら、私なら思わず首を傾げてしまう

その相手は本当に大丈夫?

好き避けは、ネガティブな要素だけではない

手持ち花火イメージ
ここまで挙げた「好き避け」は、好きすぎて耐えられなくなり、自分が避けてしまう現象だった。だが、私は好き避けに、相手の許容度を見るための戦略的な好き避けも存在すると考えている。

別タイプの好き避けの例として、私がよくやるのは、ずばり『オラオラ系好き避け』。

これはわざと相手が普段持っているポリシー真逆の意見を吹っ掛け、どのような反応が出るかを観察するというものだ。
ふっかける態度がオラついているので「オラオラ系好き避け」とネーミングしてみたものの……オラオラじゃなくて、もはや煽り運転に近いものがある。

相手が健全な人間ならば、喧嘩腰ではなく「僕はね、こう思うんだよね。意見が違うのは残念だけど、間をとって〇〇だったらやっていけるかな?」と建設的に対応してくれる。もしくは、「なんか、怒ってるな~。今は話しても意味なさそうだし、落ち着くまで待とう」とフルシカトしつつ、自分が落ち着くまで待ってくれるだろう。

もしあなたの彼はそうじゃなく、逆上してきたり、テーマに関係の無い人格攻撃、保身に走ったりの反応をするのであれば、やはりその相手はやめておくのをおすすめする

最後に……好き避けをしてしまうあなたへ

「好きだけど、でも…好きすぎて嫌だ……」

そういったワーキャーする恋愛を否定する気は無いが、あまりに疲労困憊する様な恋愛とそういう感情を抱かせる相手は人生のバランスを崩す原因にも成りかねないのもまた事実

今一度、自分の恋愛について見直してみるのもアリ…なのかもしれない。

マドカ・ジャスミン

持ち前の行動力と経験を武器にしたエヴァンジェリストとして注目を浴びる。また性についてもオープンに語る姿が支持を集め、自身も性感染症防止の啓蒙活動を行う。 近...

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