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デキる男は不倫しない?エリートが不倫しまくりな現実を教えます

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東出昌大さんに、アンジャッシュの渡部建さん……。

2020年も有名芸能人夫婦の不倫が、次々と話題になっています。

「美しくて聡明な妻とかわいい子供がいて、不倫をするなんてありえない」以外の感想は、もはや言えないし、そもそも思うこと自体間違っている!

不倫は悪いことの代表! ダメ絶対!

誰がやっても何度謝っても二度と許されない!

……というような共通認識ができつつあります。

本当に仕事がデキる人なら不倫しない、なんて嘘

そして、しばしば「本当に仕事がデキる人なら、不倫なんてしない」という主張も目にします。

人の上に立つ者は人格者であるべき、もちろんです。

コンプライアンスという概念が普及して10年以上たち、今のアラサーくらいまでの方々は、エライ人たちは本当に何もしていないからそのポジションに就いていると信じているようにも見えます。

でも、エリートだって、不倫します。

というより、昔は自慢げに話す人も珍しくありませんでした。

私が新卒だった15~20年前は、まだコンプライアンスという言葉すらなかったので、誰と誰が不倫しているかは一目瞭然。

でも、これって昔の話ではありません。その人たちはまだ40~50代で、普通に何もしていないような顔をして働いています。

いや、本当に何もしていないことを祈っていますが……。

 

ニュースになって、本人も認めているスーパーエリートもいます。

例えば、Amazonの創業者であるジェフ・ベゾスは、2019年に自身が不倫相手に送ったヌード写真を暴露すると、脅迫を受けたことをカミングアウトしました。

プリンストン大学を出て、ヘッジファンド勤務時に部下だった女性と結婚して、Amazonを創業。

2020年4月の世界長者番付ランキングで1位のジェフ・ベゾスが、不倫したんですよ!

それも、ヌード写真を送ったんですよ!!

いいですか、世界一のIT企業の創業者が、不倫相手にヌード写真送るわけです。

 

とうとうトヨタの時価総額を上回ったテスラ創業者のイーロン・マスクも、ジョニー・デップの当時の妻であるアンバー・ハードと不倫していたことも有名です。

ジェフ・ベゾスとイーロン・マスクを「本当に仕事ができる人」と言わないなら、残るのはビル・ゲイツくらいになってしまいます……。

日本はむしろ「恋愛に寛容すぎる」国

また、不倫から結婚まで至ったケースだと、フランスのマクロン大統領やイギリスのチャールズ皇太子も有名ですね。

私が不思議に思うのは、なぜか日本では、不倫だけが非難の的になることです。

外資系の大企業では、そもそも部下との社内恋愛自体が社内規則違反になる場合も珍しくありません。

2018年にはインテルのブライアン・クルザニッチCEOが社内恋愛の規則に違反して辞任しましたし、2019年にはアメリカのマクドナルドのスティーブ・イースターブルック社長兼CEOが社内恋愛で解雇されました。

どちらも、不倫ではなく、かつ合意の上での関係。

つまり日本で言えば、”ただの社内恋愛”。日本だと、社内恋愛は規則違反ではない場合が多く、明らかに上司と部下の関係でも、問題視すらされませんが。

 

つまり、日本は、不倫はダメだけど、それ以外には比較的寛容なお国柄。

実は、独特の線引きをしていると気付くと、他人の過ちに、もう少し優しくなれるかもしれません。

「罪のない者だけが石を投げろ」という有名な一節もありますが、本当に清廉潔白で何も悪いことをしたことがない人なんていないはずなので。

外資系ワーママ

外資系勤務のワーママ。子供は小学生。慶應義塾大学卒業後、外資系のコンサルティングファームに就職。今はハードワークはやめたものの、マミートラックには乗りたくな...

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