セックスで彼氏に満足できない場合、結婚はしない方がいい？

「彼とは上手くいっているけど体の相性は合わない」

‟セックスのことしか書かないライター”という仕事を始めて以来、初対面の女性からも「実はちょっと聞きたいことがあるんですけど……。」とセックスの悩みを打ち明けられることが多いのです。

こうやって対面して相談を受けると「彼とのセックスがつまらない」「ハッキリ言って気持ちよくない」という悩みがダントツに多いです。

結婚を考える段階になると「このままこの人と結婚してもいいのだろうか」「このまま一生セックスで満足できないのか」と不安になることでしょう。

セックスで彼氏に満足できないと結婚するべきではないのか

セックスで結婚するかについての問題を解決するとなると、次の３択に絞られるのではないでしょうか。

別れてセックスで満足させてくれる彼氏を探す

満足できないのなら相手を変えてしまえ！というのも１つの手ですよね。

体の相性が良くて満足させてくれる人に出会えたら生涯性生活は安泰です。

しかしそんな男性にすぐに出会えるのでしょうか。

運よく出会えたとしてもセックス以外の相性もあるので結婚までに至るとも限らないですよね。

セックスで満足できる相手と結婚したとしても、結婚後や出産後にセックスレスになったとしたら……。

セックスの満足度を結婚の決め手にすること自体がどうなのかという話になります。

結婚後に外で楽しむ

いわゆる‟不倫セックス”も実はよくある話です。

芸能界ではたまたま週刊誌にすっぱ抜かれた不倫カップルが各所からボコボコに叩かれるイベントが年に数回ある程度ですが、世間では堂々と言わないだけで不倫セックスは至るところで行われています。

あるアンケート結果によると、約２０％の女性が家庭の外でセックスしているそう。

確かに既婚女性と出会ってセックスの話をすると、５人に1人くらいの確率で「実は彼氏がいるんだよね」と言います。

複数のセックスフレンドがいるという人も珍しくはありません。

問題は不倫がバレた時です。

夫にバレて大喧嘩になるくらいならまだ可愛いもの。

相手が既婚者で妻にバレた時には妻に慰謝料を請求されることもあり、その額は５０～３００万円と言われています。

職場にも報告されて居場所が無くなってしまう可能性もあります。

最悪の場合は家庭と仕事、まとまったお金を同時に失うことになります。

そのリスクを負ってでも不倫セックスをする価値があると思えるのならこの選択肢もアリでしょう。

今の彼とのセックスをどうにかする

彼氏とのセックスで満足できなくても、努力次第では満足のいくセックスに進化させていくことはできます。

というのも、特定のパートナーとのセックスに満足できない理由は、機能やテクニックそのものよりもコミュニケーション不足であることがほとんどです。

「したい／したくない」「気持ちいい／気持ちよくない」「こうして欲しい／これはイヤ」といった最低限のことすら上手く伝えることができていないことが多いです。

人の体には個体差がある上に、異性となるとわからないことだらけです。

セックスの回数を重ねながら自分の体の取り扱い説明をお互いにしていくことがセックスでは必須なのですが、それを怠ると誤解を生じていずれは不満になります。

まずは心に溜まっているセックスについてのモヤモヤを整理してみて、具体的に何が不満なのかがわかったら１つずつ彼に伝えてみることから始めてみてはいかがでしょう。

彼の方はまさかセックスに不満があったとは知らず驚くかもしれません。

それくらいセックスに関して男女の認識はズレていることが多いです。

性欲の強さに差がありすぎるとか、５分で全てが終了するセックスでこちらが気持ちよくなってる暇がない！とか、途中で萎える、濡れなくて中断してしまうといった悩みもよくあることです。

しかしそれでも満足のいく性生活を作っていくことは可能です。

イチャイチャ時間と前戯と挿入時間のバランスを変えてみること、潤滑剤や大人のおもちゃなどのお助けグッズを気軽に活用することでセックスの満足度は大きく変化します。

結婚したいなら性について話し合おう

セックスを秘めたものとして扱いたいという人が多いのもわかりますが、セックスへの不満が溜まり解決できないままでいると、いずれは秘めるどころかセックスのない関係になってしまいます。

恥ずかしく気まずい話かもしれませんが、相手を変えることや結婚後に不倫セックスをすることに比べれば、リスクも少なく難しいことではないのではないでしょうか。